押され、倒され、身動き取れず　防犯装備メーカーの社長が身体を張って効果を示す実演が話題に（1/2 ページ）

　防犯製品を警察と連携して開発している佐野機工が、不審者を瞬間的に拘束する製品のイメージ動画をTwitterで公開。社長自ら“不審者役”となり、押され、倒され、ガチガチに拘束されるという身体を張った映像が、約2.5万いいねを集めるほど話題になっています。

　話題になっている映像に登場する装備は、相手に巻き付いて瞬間的に拘束できる、強力な帯状のヘッドが付いた「ケルベロス」や「不動（ふどう）」といった製品です。

　映像では、女性社員が男性の社長に使うことで、だれでも簡単に使えて、どのくらい効果があるのかを実演しています。

　胴体や腕、足などを瞬間的に拘束され、引き倒される社長。引っ張り合いをしても拘束具が外れる様子はなく、自由を奪われ体のバランスを崩した社長に抵抗力は皆無……！

　最後には3人がかりで抑え込まれ、ガッチリと拘束されてしまった姿が。社長、お疲れ様です……！

　身体を張りすぎな社長の動画に対して、「社長…身体張ってますね…！」「全部社長で笑った」の声から、瞬時に相手を拘束する装備に「ケルベロス、すげえ」「これは、力の弱い人でも使えそうですね！」といった声が寄せられていました。

　佐野機工は、不審者対応に関する重要なポイントとして、不審者が目の前に現れたら「安全に避難することが最優先」であり、防犯製品1つだけで不審者に対処することは非常に危険であることもツイート。そして同時に、「日常的に防犯訓練を行うことが大切です」と補足しています。

　佐野機工の各防犯製品は何度でも繰り返し使えて、腕力が弱い人でも使えるのが特長。販売は法人のみで、悪用・盗難・転売などを防ぐため、1点ずつシリアル番号が付与され、用途・設置場所の確認も行って、不正利用対策を行っているそうです。