「GPT先輩やけどどうした?」 アレクサでChatGPTと音声チャットするシステムが可能性の塊(1/2 ページ)
アレクサの有効活用!
AI(人工知能)のChatGPTと音声でやりとりできる仕組みを自作した動画がTwitterで公開され、「面白そう」「実践してみたい」と話題になっています。記事執筆時点で再生回数は29万回を突破。
投稿したのは、DX(デジタルトランスフォーメーション)時代のワークハック術などを公開している、平岡(@hiraoka_dx)さん。
動画では、Amazonの音声アシスタントサービス「Alexa(アレクサ)」に話しかけて、そのまま音声でChatGPTに質問する様子がみられます。「アレクサ、GPT先輩を開いて」と、呼び出すためのワードがユニークで面白いです。
呼び出されたChatGPT側も「GPT先輩やけどどうした?」とノリノリで、悩み事を聞いてそれに合った回答を音声で返してくれる様子は頼りになります。これは“先輩”の風格……!
今回のChatGPTとの音声チャットは、平岡さんによると「一行もコード書かずに、全部無料でやる方法を模索しました」とのこと。複数のWebサービスやアプリケーションを連携させて自動化するツールの「make」などを活用することで完成させており、初心者向けの解説動画が平岡さんのYouTube「定時で帰るための『個人DX』チャンネル」で公開されています。
Twitterでは「うわー会話出来てる。お答えの内容もちゃんとGPT先輩してる!」と驚く声から、「需要ありありです」「アレクサ初めて欲しくなった!」なんて声が上がり話題に。他にも「英語版出したら英会話学校必要なくなる」「コールセンターシステム需要もありますね」といった意見や、子どもや高齢者の話し相手など、さまざまな活用方法が寄せられています。
平岡さんは、ChatGPTを使ったノーコードの別アイデアとして、Zoomでのオンライン会議終了後に、文字起こしから要約、そこからドキュメントを作成し、それをSlackに議事録として通知する一連のワークフローを自動化する動画をツイート。168万回再生を突破するなど反響を呼んでいます。こちらの解説も公開していますが、情報流出の懸念もあるので、実践する場合は自己責任で、外部に出していいデータなどで試してみるといいでしょう。
動画提供:平岡(@hiraoka_dx)さん
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