アナウンサーの“かみそうなニュース”挑戦動画がカオス　「シュワルツェネッガー氏はシャア少佐の肩たたき器を手に……」（1/2 ページ）

　鳥取・島根エリアのテレビ局、BSS山陰放送のアナウンサーが公式TikTokでチャレンジした、早口言葉尽くしのニュース原稿が難解すぎてむちゃくちゃです。「今日未明、なかなかカタカナを書けなかったアーノルド・シュワルツェネッガー氏が」……と、初手からかみそうなワナだらけ。

　当然ながら、このニュースは発音しにくい言葉を並べるために作られたフィクション。「アーノルド・シュワルツェネッガー氏がエステティシャンへの転身を発表。腹腔鏡手術の手術助手とともに白装束姿で会見を開いた……」と、アナウンサー泣かせの言葉がずらずらと並びます。

　その後も「こちら葛飾区亀有公園前派出所は神アニメだ神アニメ中の神アニメだと断言」「神出鬼没の旅客機で蜜出入国を繰り返していたバカなカピバラを」といった、舌がもつれそうな言葉の連続。ニュースは「なおシャア少佐の肩たたき器が本当にシャア少佐の肩たたき器だったのか、シャア少佐の肩たたき器のようなトリニダード・トバコ産の生バナナだったのか詳細を調査中です」と締めくくられました。シュワちゃんだいぶ関係なくなっちゃった。

　この内容を、しばしば詰まりながらもほぼ50秒で読み上げたアナウンサーは、「めっちゃかんだ～！」と悔しげ。それでも、プロだからこそこの程度で済んだともいえそうですし、何よりこのおかしな原稿を、初見で笑わずに完走できるのはさすがです。

　その技術は視聴者にも伝わったようで、コメント欄では「すごいけどカオス」「鼻濁音がきれい」などと感嘆の声が上がりました。BSS山陰放送では、ほかにも多くのアナウンサーが、同様のニュースにチャレンジしています。

画像はBSS山陰放送公式TikTokより