レディー・ガガが「ジョーカー」続編の撮影終了報告 ツインテじゃない“ハーレイ・クイン”は赤リップに金髪ボブ、「これこそ映画」と反響
不気味過ぎて早く見たい。
トッド・フィリップス監督とレディー・ガガが4月5日(現地時間)、2019年の大ヒット映画「ジョーカー」続編となる「Joker: Folie a deux(原題)」(“a”はaにアクサングラーブ)の撮影終了をInstagramで報告しました。ガガは同作でジョーカーの恋人ハーレイ・クインを演じています。
ガガはブロンドのロブに崩れかけたメイクで無表情にこちらを見つめるハーレイ・クインのバストアップ写真をSNSへ投稿し、「撮影終了。ハーリーン」とカチンコの絵文字やキスとともにハーレイ・クインの本名を添えて報告しました。写真のハーレイ・クインは、赤リップにビッグカラーの黒いトップスを身に着けており、豪俳優マーゴット・ロビーが「スーサイド・スクワット」(2016年)などで演じた同役と比べるとかなりダークな雰囲気。
さらにフィリップス監督はこの写真に加え、ジョーカーのメイクを施し顔を傾けたホアキン・フェニックスを下方からとらえたものも投稿。「これで撮影終了。彼ら2人(と全キャスト)、そして映画業界にいる最高なスタッフたちに感謝します。上から下まであらゆるところにです。これから洞穴(編集室ね)まで這って行って、全部まとめあげますよ」と撮影を終えた感慨と、あとに待つ大仕事への意気込みを伝えました。
ガガのハーレイ・クイン役はかねてメディアに報じられていたものの、公式発表がないまま2023年2月14日に突然フィリップス監督がSNSへ「ハッピーバレンタインデイ」と役柄を演じるガガとホアキンの写真を投稿。ジョーカーのメイクを施し悲しげにほほ笑むジョーカーの頬を、驚いたような表情で両手で挟むハーレイ・クイン、2人の横顔をとらえたものでした。2人は鼻のあたりに血がついているように見え、不穏な雰囲気が漂っています。またガガもこの写真を「Folie a Deux」とタイトルを添えて投稿し、ハーレイ・クイン役を務めることを公にしました。
前作は「デッドプール2」(2018年)を抜きR指定映画として初めて興行収入10億円を超え歴代1位となったほか、第92回アカデミー賞11部門にノミネートされホアキンは主演男優賞、アイスランドの作曲家ヒドゥル・グドナドッティルが作曲賞を受賞。また第77回ゴールデングローブ賞作曲賞も受賞しています。
一方、「タクシー・ドライバー」(1976年)「キング・オブ・コメディ」(1982年)などへのオマージュとされるダークなストーリーラインが不安を呼び、映画館は子どもを近づけないよう警告をしたり、警備を増やすなどの対策をとったりといった影響も。その続編でガガ演じるハーレイ・クインがどう描かれるのかは大きな話題となり、ロウアー・マンハッタンでの撮影現場でガガ扮(ふん)するハーレイ・クインをとらえた写真は通行人やメディアを賑わせることに。
今回のガガの投稿へは、「待ちきれない!」「これこそ映画ってものだよ」「彼女がオスカーにやってくるんだ」など期待に胸を膨らませるファンからのコメントがさまざまな言語で寄せられています。同作は2024年10月4日全米公開予定です。
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