映画「ジョーカー」、興行収入がR指定映画歴代1位に 首位明け渡した「デッドプール2」ライアン・レイノルズが“R指定的”に祝福(1/2 ページ)
俺ちゃんらしくちょっぴりお下品に。【訂正】
10月4日から公開され世界中でヒットしている映画「ジョーカー」が、R指定映画の興行収入歴代トップに躍り出ました。これまで1位を記録していた映画「デッドプール2」(2018年)主演のライアン・レイノルズがSNSで祝福しています。
ライアンは「R指定的な興行収入のお祝いはちょっと普通とは違う感じで……」とジョーカーが階段で踊る象徴的な画像を投稿。画像には「YOU MOTHER F*CKER」と口に出すのもはばかられるFWordと、階段の1段ごとに今回「ジョーカー」がごぼう抜きしていったR指定作品が記されています。
記された作品は上段から「デッドプール」「ネオ」(「マトリックス リローデッド」2003年)、「ペニーワイズ」(「IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」2017年)、「ジーザス」(「パッション」2004年)、「ヒュー・ジャックマン」(「LOGAN/ローガン」2017年)、「ザ・ウルフパック」(「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える」2011年)、「ミスター・グレイ」(「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」2015年)、「テッド」(2012年)と名作ぞろいで、同作の勢いをあらためて感じさせます。
これまでは、「デッドプール2」が約7億8500万ドル、「デッドプール」(2016年)が約7億8300万ドルの興行成績で「デッドプール」シリーズが上位を独占していました。 米The Hollywood Reporter紙によれば25日時点で「ジョーカー」は米国で2億5860万ドル、米国以外で5億2950万ドルの合計7億8810万ドルを記録しており、各紙が間もなく8億ドルを超えるだろうと予想しています
【訂正:2019年10月28日20時30分 初出で興行収入の数字が誤っていたので修正いたしました。】
また、監督で製作・脚本のトッド・フィリップスもこの記録に喜びSNSに投稿。「ワオ! 素晴らしいキャストとスタッフ、そしてもちろん世界中のファン――“ノイズ”に惑わされず劇場に見に行ってくれた人(2回以上見てくれた人も)に感謝を! 私たちはこの作品をとても誇らしく思っています。それに皆さんからの素晴らしいメッセージが作品をより特別なものにしてくれました。ジョーカーは世界中に広がりますよ」と興奮気味にコメントしています。
同作は公開前から上映中にテロが起こる可能性を危惧されるなど、さまざまな懸念材料を指摘され続けてきました(関連記事)。しかし蓋を開けてみれば世界中で大ヒット、今回の記録を達成し、いまだ特段の問題も起こっていないことに、監督をはじめキャストやスタッフの喜びはひとしおなのかもしれません。
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「ジョーカーだけど○○の笑い声」という狂気。意外と全部しっくりくるな。