「ステラおばさんのクッキー」の包装紙に「夫の調理法」!? 辛口コメントが目撃され話題に(1/2 ページ)
夫との上手な付き合い方が書かれてるので安心してください。
クッキー専門店「ステラおばさんのクッキー」の包装紙に「夫の調理法」が書かれていることが話題になっています。そんな辛らつな……!
包装紙に書かれた「夫の調理法」を見つけたのは、埼玉県でカフェを経営しているタ紀(@wonimaru)さん。いただきものの「ステラおばさんのクッキー」を食べていたところ、英語で書かれた「夫の調理法」を見つけたそうです。
内容を要約すると、魚屋で見た目の良い魚を選ぶみたいに夫を選んではいけないことや、材料(夫)を適切に扱えばおいしいものになる、というもの。「”義務”と呼ばれる弱い糸で縛ると鍋から飛び出し炎で焼けてしまうこともある」や「ブツブツ、グツグツ言っても気にせず静かに見守ること」など、ステラおばさんのイメージからはだいぶ離れたブラックユーモアに富んだ文章です。
実際のところは、料理が上手なステラおばさんらしく夫との幸せな付き合い方を料理に例えて教えているのですが、タイトルの「夫の調理法」があまりにもインパクトが大きくて話題に。投稿には「早急にステラおばさん(のクッキー)を購入したくなりました」「こんな細かいところにネタが仕込まれていることを初めて知りました!」「あんなに甘いものが包まれてる袋にそんな辛口なことが」などの反響が寄せられています。
「ステラおばさんのクッキー」の公式サイトにも「夫の料理法」として詳しい内容が日本語で掲載されています。包装紙にも掲載するほど重要なものなのかもしれないので、運営元のアントステラにお話をお伺いしました。
── 「夫の調理法」の由来を教えてください
アントステラ:1995年に刊行された創業者著書の『アーミッシュの贈り物』で紹介をしております。「夫の調理法」は、『アーミッシュ・クックブック』が引用元です(※アーミッシュ:移民当時と変わらない暮らしを続ける人々)。
※創業者はステラおばさんの甥
── なぜ包装紙に入れようと思ったのでしょうか
アントステラ:包装紙に「夫の調理法」を入れた経緯は不明です。『アーミッシュの贈り物』のあとがきに、ペンシルバニアダッチカントリー(ペンシルバニア州東部の町ランカスターを中心とする田園地帯)に暮らすアーミッシュの温かい心を、現代人が失いかけているもので、憧れのような気がしますと著書である創業者が記載しております。
── 創業者の憧れが包装紙に表れているのですね
アントステラ:現在は配布しておりませんが、毎月1回クッキー紹介のガゼット(新聞)にペンシルバニアダッチカントリーの紹介も記載し、お客様へ配布しておりました。そのため量り売りクッキーを入れる袋に印字したのも、アーミッシュの温かい心を紹介する目的があったのかもしれません。
── ちなみにステラおばさんは夫をうまく調理できていたのでしょうか
アントステラ担当者さん:大変申し訳ござません、不明でございます。ただ、幼稚園の先生をしておりましたステラおばさんは、村の人々はだれも先生とは呼ばず、親しみを込めてステラおばさんと呼ばれており、とても愉快な人物だったとのことです。
画像提供:タ紀(@wonimaru)さん
関連記事
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.