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“100万人に1人の難病”告白から4カ月、セリーヌ・ディオンが新曲発表 初出演映画の予告に「何て美しい声」(1/2 ページ)

歩くこと、歌うことも困難と明かしていました。

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 100万人に1人といわれる難病、「スティッフパーソン症候群」を患っていることを公表したカナダの歌手セリーヌ・ディオン。歩行や歌唱にも困難を伴う現状を涙ながらに明かしていましたが、4月13日(現地時間)に映画「Love Again(原題)」の表題曲含む新曲5曲をリリースすると発表しました。


映画「Love Again」には本人役で出演(画像はセリーヌ・ディオンのInstagramから)

  1997年の映画「タイタニック」の主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」などで5度のグラミー賞を獲得し、人気を不動のものにしたセリーヌ。彼女が患っているスティッフパーソン症候群は、主に体幹や腹部の筋肉が硬直し、進行していくと全身の筋肉が動かなくなってしまうという大変まれな神経系疾患です。

 セリーヌは2022年12月、この病気により歩くことなどの日常生活から、歌という彼女のキャリアそのものといえる事柄へも困難があることを告白。「とても寂しい」と歌への熱意を示していました。

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 映画の撮影はすでに症状が出ていたと思われる2020年10月から2021年初頭にかけて行われており、病気を公表した際には2023年に予定していたツアーの延期と中止も発表していました。

 重大な“告白”から4カ月後、セリーヌたちはSNSに「『Love Again』」の表題曲が配信中。5月5日に映画は劇場公開、5月12日にはセリーヌの新曲5曲が収録されたフルアルバムが配信されますのでカレンダーをマークして!」と「Love Again」予告映像を投稿しました。

 同作はゾフィー・クラマーの同名小説をもとにしたドイツ映画「SMS fur Dich(uはウムラウト記号付き)」(2016年)の米国版リメイクで、主演はインドの俳優プリヤンカー・チョープラーとスコットランドの俳優サム・ヒューアン。セリーヌは主題歌だけではなくエグゼクティブ・プロデューサーとして参加しており、作中で本人役として映画初出演を果たしています。なお、同作はセリーヌの病告白時、その健康状態を理由に公開保留とされていました。

 セリーヌの投稿へは、「何て美しい声、この声は私の心のより所です」「あなたのことが恋しかった……でもついに新曲が」「あなたが出演するんだったら映画も観に行きます」「あなたの身体が良くなるよう願っています。そしてまた歌ってくれますように」と新曲のリリースを喜ぶ声や、体調を心配する声、回復を願う声などが多数寄せられています。


2022年12月に病気を公表したセリーヌ(画像はセリーヌ・ディオンのInstagramから)
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