統一地方選で「零票確認ガチ勢」のツイート続々　一番乗りで「ゼロ票確認、ヨシ！」や「選挙に行こう」と呼びかける声も（1/2 ページ）

　4月23日、統一地方選挙・後半戦の投票日を迎え、Twitter上では「零票確認ガチ勢」たちによるツイートが話題になっています。

　「#零票確認ガチ勢」とは、投票箱の中が空であることを確認する“零票確認”をするため、一番乗りで投票に行く人たちのこと。以前より同名のハッシュタグ付きで、投票日の早朝から並ぶ様子や、撮影が許可されている投票所の場合には「空の投票箱」の写真などが投稿されています。

　複数人で確認する場合もありますが、基本は最初に投票所を訪れた人の“特権”となっているため、場所によって投票時間の30分前でもすでに2人並んでいたなんて声も。そのため「次回の選挙こそ。。先頭とりたい」など、まさに“ガチ勢”による戦いも行われているようです。

　もちろん、零票確認は公正な選挙のための確認作業であり、多くのツイートでは「#選挙に行こう」と呼びかける声とともに投稿され、以前の選挙では「18歳になって初めての選挙は零票確認するって決めてた」という若い世代の声も。また同ハッシュタグが盛り上がってTwitterでトレンド入りすること自体が、選挙への関心向上につながります。

　中には徹夜する人もいたりと、箱の中身を確認するだけの作業に楽しさを見いだす「零票確認ガチ勢」。まだ投票していない人は、そんな彼らのツイートを見てみると、この盛り上がりに参加したいと思うかもしれません。投票は20時までです。