米シンガー・ソングライター、ライブ中に客が投げたスマホが顔面直撃で痛々しい姿に　ファンは逮捕（1/2 ページ）

　米シンガー・ソングライターのビービー・レクサが6月19日、Instagramを更新。「私は大丈夫」というコメントを添え、目元に大きなあざと切り傷を負った自撮りを公開しました。

　ビービーが投稿した2枚の自撮りのうち、1枚は手当を受ける前に撮影されたのかメイクは崩れ、眉の下に大きな切り傷が確認できます。もう1枚では傷にテープが貼られ、目元は痛々しく腫れ上がっていますがうっすらとほほ笑む余裕を見せ、親指を立てたポーズで無事を強調しました。

　ビービー自身は言及しませんでしたが、ケガの原因は18日に開催されたコンサートでパフォーマンス中に観客がステージへ投げつけたスマートフォン。現地時間18日夜に居合わせた観客が「最高のショーがビービーへスマホを投げつけたファンによって台なしになった」とTwitterに投稿した動画はSNSで拡散され、多くの人がビービーに起きた事件を知ることになりました。

　拡散された動画では、顔にスマホの直撃を受けたビービーは客席に背を向け、ステージ上に座り込む場面も。そのためビービーが無事を伝えた投稿にはファンだけでなく、「完璧にやってやったな！　無事を祈るよ」（ジョン・ステイモス）「大好きだよ。こんなことが起きるなんてお気の毒に」（デミ・ロヴァート）「何だっていうの?!?　お大事にね、ひどいよ」（ローレン・ハウレギ）と多くの業界人からお見舞いのコメントが寄せられています。

　なお公演があったニューヨークの警察は、USA Todayを通じてスマートフォンを投げたファンは27歳のニュージャージーから来た男性で、逮捕され暴行容疑で起訴されると発表。事件後、ビービーは救急搬送されていたことも伝えています。

　現在33歳のビービーは、2010年にバンドのボーカルメンバーとしてデビュー後、2013年にソロ転向。グラミー賞にも3回ノミネートされたことのある実力派です。5月から北米各地と欧州をまわるツアー中で、6月20日にもフィラデルフィア公演を予定していますが現時点で中止や延期といった発表はされていません。