ニュース

野球選手がまるでアイドル!? オリックス・バファローズのグッズに「天才」「ファン心を分かってる」と反響 製作のこだわりは?(2/3 ページ)

球団に取材しました。

advertisement

 

―― オリ姫デーのコンセプトを“アイドル”にしたのはなぜでしょうか。

宣伝グループ:選手登場曲など球場にはいつも音楽が流れており、もともと野球と音楽は相性も良いです。「自分の好きなアーティストの曲をオリックスの選手が使ってくれている!」というきっかけで、チームや選手に興味を持ってくださる新たなファン層の流れもSNSから感じていました。

advertisement

 今回のアイドルのイメージは、ドーム規模のライブを開催しているアイドルグループたちから着想を得ました。パステルカラーが似合う王道アイドルのキラキラ感も、クールなキメ顔のモノクロイメージも、両方とも選手イメージに合っていたため、キュートとクールの2ユニットを創ることに決めました。

 優勝効果もあり、年々チームや選手への注目度も高まっているのを実感しています。新しく野球やバファローズに興味を持っていただいた“ビギナーオリ姫”に、うまくリーチできてSNSで拡散したくなる「キュン」となる企画を検討していました。“アイドル”コンセプトは、ちょうど「推し活」層に刺さったのかな、と思っております。

 


「Bsオリ姫デー2023」(画像は編集部で撮影)

「Bsオリ姫デー2023」(画像は編集部で撮影)

 

―― グッズ開発担当の方は、応援していたアイドルのことを思い出しながらラインアップを考えたとのことですが、アイドルファン目線でのこだわりを教えてください。

advertisement

MD企画グループ:「もし私がファンだったらどんなグッズが欲しいか?」という目線でラインアップやデザインを考えました。

 また、ファンは“推し”のいろんな顔を見たいと思うので、できるだけ多くのカットを使うことを心掛けました。引きよりも寄りの方がドキドキ感を演出できるので、フォトやクリアファイルに使用する写真はサイズ感にもこだわっています。


シークレットフォト(C)ORIX Buffaloes(※全店舗で売り切れ)

―― グッズに使用されている選手の写真撮影について、ポージングなどのこだわりを教えてください。

宣伝グループ:“アイドル”撮影は、ポスターやSNS、グッズ展開なども考慮しながら進めておりました。ユニフォーム姿でのビシッとした表情とは大きく異なり、オリ姫デーの撮影では普段試合で見せることのない表情を全面に出せればと思っています。

 各コンテンツで展開するので同じものばかりにならないように、できるだけ多くポーズやカットを撮り、初出しのカットなどでSNSの話題やグッズ販売への期待値の高まりにつなげることができました。

advertisement

 今回の撮影では、カメラマンやスタイリストさんとも「キュート系」「クール系」のイメージを共有し、雑誌などを参考にしてスタイリングやポーズを決めて、衣装はなんと韓国まで買い付けに行っていただきました!

 時間のない中、選手には撮影の協力をいただいており、メイクや衣装を進めていくと「恥ずかしいなあ」と言いながらもみなさん見事に“アイドル”に変身いただけ、あのビジュアルが完成いたしました。毎回、やるからにはとことんリアリティーを求めています! 特に今回は“アイドル”コンセプトなので、いつも以上にメイクや衣装、アクセサリーにも力が入りました。

「Bsオリ姫デー2023 supported by DmMiX」ダイジェスト

 


 

 オリックスはこれまでにも、「有休使って来たよ!」タオルなどユニークなグッズが話題になりました。2023年のオリ姫デーは終了しており、「好評につきすでに販売終了しているグッズが多数ある」とのことですが、新グッズの展開や2024年のオリ姫デーにも期待が高まります。

advertisement

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  4. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 高2のとき、留学先のクラスで出会った2人が結婚し…… 米国人夫から日本人妻への「最高すぎる」サプライズが70万再生 「いいね100回くらい押したい」
  7. 「腹筋捩じ切れましたwww」 夫が塗った“ピカチュウの絵”が……? 大爆笑の違和感に「うちの子も同じ事してたw」
  8. “膝まで伸びた草ボーボーの庭”をプロが手入れしたら…… 現れた“まさかの光景”に「誰が想像しただろう」「草刈機の魔法使いだ」と称賛の声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「2度とライブ来るな」とファン激怒 星街すいせい、“コンサート演出の紙吹雪”が「3万円で売買されてる」 高値転売が物議