「あなして」最終回、奈緒“みち”がとった驚きの決断が賛否呼ぶ　「そっち選ぶのか」「やっぱり納得いかない」（1/2 ページ）

　ドラマ「あなたがしてくれなくても」（フジテレビ系）の最終回が6月22日に放送。主人公のみち（奈緒さん）が選んだ結末に、ネット上では賛否両論があがっています。

※以下では、作品のネタバレとなる記述があります。

　陽一（永山瑛太さん）とのセックスレスに悩み、上司の新名誠（岩田剛典さん）へ相談するうちに恋仲となっていたみち。誠も妻の楓（田中みな実さん）とのセックスレスに悩んでおり、みちとの関係が深くなるにつれて楓との離婚を考えるようになります。

　その後、陽一が将来子どもを欲しくないという思いを黙っていたことも判明し、2人はとうとう離婚することに。誠も楓との離婚を決断しみちに思いを伝えますが、みちは自分ひとりの足で立って生きていきたいという思いから、誠との本格交際を断っていました。

　22日放送の最終回では、それぞれの道を歩むこととなった1年後の4人が登場。みちは営業部で多忙な日々を送っており、楓は新しい編集部で時期編集長に内定。誠は転職先で働きながら、みちとは“戦友”として連絡を取り合っており、陽一が店長を務めているカフェにもたびたび足を運んでいました。

　あるとき、偶然路上で再会したみちと楓は、飲みに出掛けた後に陽一のカフェへ。するとそこには誠もいて、もはやみちの気持ちが自分には戻ってこないことを確信しつつ、「あなたのことがまだ忘れられない」「空いた心の穴は俺に埋められますか？」と現在の思いを伝えます。気まずい空気が流れ、3人は黙りこくったままの陽一を残して店を後にすることに。

　しかし、みちは忘れ物をしたという理由で店に引き返し、その後のラストシーンでは、坂道を仲むつまじく歩くみちと陽一の姿が描かれていました。

　最終回を見た視聴者からは、「そっち選ぶのか。そうなのか。やっぱり納得いかないけどな」「ガッカリだったなあ」と残念がる声や「子どもの件はどうなったのかね…離婚するくらい嫌になったんじゃないのか」と離婚前の将来設計に関する不一致については何も解決していないという声がある一方で、「個人的にはなんか腑に落ちるぐっときたラストだった」「世の中いろんな夫婦がいるしこのパターンもなくはないのかな…」とさまざまな夫婦がいるため、こういう結論に至ってもおかしくはないという声があがっていました。