アニメ「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」、世界配信に向けて制作　舞台は一年戦争時のヨーロッパ

　アニメーション作品「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」（全6話）の制作が発表されました。同作は3D制作ツール「Unreal Engine5」を使用し、世界配信に向けた作品として制作されます。

　「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」は、1979年に放送されたガンダムシリーズ第1作「機動戦士ガンダム」と同じ時代のヨーロッパが舞台。YouTube「ガンダムチャンネル」で公開されたティーザーPVでは、地上で繰り広げられる激しい戦闘の様子と、モビルスーツ「ZAKU II」の出撃準備を進めるパイロットの姿が収められています。

　制作を担当するのは、バンダイナムコフィルムワークスとアニメ「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」「ラブ、デス＆ロボット」などの作品を手掛けた映像制作スタジオ「SAFEHOUSE」。シリア・マッシンガムが主人公のイリヤ・ソラリを演じ、アニメ「トランスフォーマー サイバーバース」などで知られるギャビン・ハイナイトが脚本、SAFEHOUSE所属のエラスマス・ブロスダウが監督を務めます。

　ガンダムチャンネルでは、ブロスダウ監督のメッセージ映像も公開。「ガンダムの世界観や、新しいリアルなルックをお見せすることで、ザクのコックピットに座っているように感じてもらえるでしょう」と同作の映像についてコメントし、今後の発表を楽しみにしていてほしいと呼びかけています。

(C)創通・サンライズ

【2023年7月4日20時30分追記】記事初出時、映像制作スタジオ「SAFEHOUSE」の表記に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。