「映っちゃい過ぎた」　TBS特番、“革命レベル”の心霊映像がOA直前でお蔵入りへ　うごめいているモノを「ハッキリ撮れてた」

　お笑いコンビ「ニューヨーク」の嶋佐和也さんと屋敷裕政さんが7月2日、ラジオ番組「ニューヨークのニューラジオ」を公式YouTubeチャンネルで配信。6月29日に放送されたホラー特番「口を揃えた怖い話」（TBS系）の一部映像が、“映り過ぎているため”にカットされていたと説明しました。

　「口を揃えた怖い話」は、霊能者や怪談師、研究家などの専門家が“口を揃えた”本当に怖い話を調査し紹介する番組で、ニューヨークの2人はMCを担当。6月29日の放送では、お笑いコンビ「インディアンス」と霊感芸人のシークエンスはやともさんが、心霊現象が発生することで知られる芸能事務所「ヨコザワ・プロダクション」におけるロケを実施しました。

　屋敷さんによると、そのロケでは「結構な心霊現象」が映ったとのこと。「テレビに革命が起きるんじゃないか」と思うほどに衝撃的な内容だったそうで、Twitterに投稿した「とんでもないもの映りました」との告知映像を、番組スタッフもリツイートするなど宣伝に力を入れていましたが、本放送では肝心の該当箇所がカット。屋敷さんの告知ツイートも現在は削除されています。

　一部映像がカットとなった理由について、同番組の放送数日前にTBS上層部が“映っちゃい過ぎたからもうダメ”だと判断したためだと説明。直前でのお蔵入り決定とその理由に、2人は「そんなことあります？」「いや、ビックリしましたね」と笑いながら当時の驚きを伝えています。

　屋敷さんは続けて、「一番かわいそうなのは、その中継に行ってくれたインディアンスさん」と、メンバーのきむさんがロケ時に“肉眼で見てしまった”ことと、カメラで撮影していた相方の田渕章裕さんも映像確認時に“目撃したこと”を報告。2人が恐怖に震えながらも衝撃映像を確保できたことを喜んでいたと振り返っています。

　しかし上層部の判断が下り、スタッフから謝罪と説明を直接受けた2組も納得したことで今回の措置へ。嶋佐さんは「それくらいの映像だったってことだよね」「その判断に至ってしまったのがちょっとやるせない」と理解を示しつつもお蔵入りを惜しみ、屋敷さんも“次回の特番で該当映像を専門家が分析する”という形で放送できないかと提案しました。

　また、インディアンスのロケに同行したはやともさんは、特番放送日の6月29日に自身のYouTubeチャンネルを更新。ヨコザワ・プロダクションで発生した心霊現象の映像が“カットされなかった”という前提で、ロケ当時を振り返る動画を公開しました。

　はやともさんによると、自分たちだけとなった現場で突如として段ボール箱が吹き飛んだ後、もともと箱が置いてあった壁際のスペースで“うごめいているモノ”の映像を撮影したとのこと。

　はやともさんたちが該当箇所を調査したところ、誰かが入れるような空間は存在せず、床下から出入りできるような構造でもなかったそうで、「ヤバいですよね」「あんなハッキリ撮れてたんですよ」と念押しするように語っていました。