特濃牛乳を常温放置で「サワークリーム」作り　レシピ投稿拡散も……衛生面に不安の声　雪印「推奨していない」（1/2 ページ）

　乳脂肪分の多い「特濃牛乳」を常温で放置してサワークリームを作る、というレシピがTwitter上で拡散されています。大手乳製品メーカーの雪印メグミルクはレシピについて、衛生的な問題などがあるとして「推奨していない」としています。

　レシピは「特濃牛乳」を3リットルの瓶に注ぎ、日の当たらない場所で2～3日間放置。クリームが分離したらガーゼにクリームをすくい、さらに3時間放置の上、水分が十分に分離したらクリームを0.5リットルの瓶に移し、すぐに冷蔵庫入れたら完成というものでした。

　投稿はTwitterで拡散されたものの、その作り方にユーザーからは「ええええ、牛乳常温放置しちゃうの……？」「食中毒の危険がありません？」「お腹壊しちゃいそう」などと不安や心配の声が相次いでいました。

　問題の投稿では雪印メグミルクの「特濃」を材料として紹介（※正確には同製品は「牛乳」ではなく「乳飲料」となっています）。雪印メグミルクの広報担当者は、7月13日のねとらぼ編集部の取材に「商品は、要冷蔵で保管して飲用いただくように設計、製造しております」とし、「投稿にある『瓶に入れ、2～３日置く』というような使い方につきましては、衛生的な問題等がありますため、弊社は推奨をしておりません」と回答しました。