原千晶、子宮頸がん・体がん治療から13年たちリンパ浮腫を発症 「人間当事者にならないと甘く考えるんだなと………反省」(1/2 ページ)
2度のがん治療を経て13年。
タレントの原千晶さんが7月27日にX(Twitter)を更新。原さんは子宮頸がんと子宮体がんの手術や抗がん剤治療、リンパ節郭清などを受けており、治療から13年が経過してリンパ浮腫(※)を発症したことを報告しました。
「子宮頸がん、体がんの治療(手術、リンパ郭清、抗がん剤)から13年…とうとうリンパ浮腫を発症してしまいました」「やはりショック…」とリンパ浮腫を発症した現在の心境について吐露した原さん。造影剤検査を受けたところ、リンパ液が漏れている部分が左足に4カ所あることが判明。今後は弾性ストッキングを履いてリンパドレナージュ(※)を行いながらの保存療法になるそうで、年内に「リンパ管吻合術(LVA)を受けるかどうか判断します」と明かしています。
また、原さんはこれまで多くの女性のリンパ浮腫への悩みや対策法などの情報を耳にしてきたそうですが、「実際になるまでは、どこか他人事だった」と告白。「病気で散々思い知ったのにやはり人間当事者にならないと甘く考えるんだなと………反省」と自省。
最後に「発症は辛い事ですが、自分の身体としっかり向き合いながら決して悲観せず、これからも自分らしく進んでいこうと思います」「保存療法をきちんと行ってこれ以上悪化させない事が当面の目標です」と前向きな言葉をつづり、「変わらず人生を楽しんでいくぞー!」と宣言しました。
ファンからは「千晶さん、お大事にして下さいね」と体調を気遣う声とともに、「原さんこんばんは! 大変だと思いますが、乗り越えてください!」「ケアをしながら上手に保ち共存できる様エールを送ります」と応援する声が寄せられています。
原さんは2005年初めに子宮頸がんだと診断され、子宮頸部(けいぶ)円錐切除術を受けて仕事に復帰。しかし2009年7月ころから経血の量が増えたり、いつもよりお酒に弱くなっていたりするなどの体調の変化を感じており、忙しさから12月にようやく病院を受診すると、子宮頸がんの再発と子宮体がんの併発に加え、リンパ節への転移も判明。その後、2010年に子宮を全摘出し、2010年5月まで抗がん剤治療を受けていました。また、それらの経験を1冊に本にまとめた著書『原千晶39歳 がんと私、明日の私、キレイな私。』(光文社)を2013年7月に出版しています。
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