フランス人母が初めて日本のフレンチを食べてみたら…… 本国との違いを感じて驚く食レポが153万回再生(1/2 ページ)
それぞれの違いが分かって面白い。
フランス人の母に、初めて日本のフレンチを食べさせてみたら……。本国との違いに驚く様子を捉えた動画がYouTubeに投稿され、再生数が記事執筆時点で153万回を超えるなど話題になっています。
動画は、日本在住の玄徳さん・アマンディーヌさん夫妻が運営するYouTubeチャンネル「ボンソワールTV BonSoirTV」に投稿されたもの。フランス人から見た日本の良さやフランスと日本の文化の違いなどを発信しており、今回は初来日中のアマンディーヌさんのお母さんに日本のフレンチ料理に挑戦してもらいました。
アマンディーヌさんたちは、1カ月ぶりのフレンチにドキドキしているお母さんを連れて、山形県にあるレストラン「ル・ポットフー」でランチを楽しむことに。清潔感がありおしゃれな雰囲気の店内を見て、お母さんは感動するとともに、高級なお店だと思い少し不安になります。実はフランスに高級店はあまり多くなく、値段も高いため、フランス人はあまり行かないのだそうです。
一行は早速料理を注文。最後に値段を発表するため、アマンディーヌさんはメニューを隠しながらお母さんの料理を選んであげます。そして、ドリンクを注文する際ノンアルコールのワインがあることを教えたところ、革命的だととても驚くお母さん。日本では飲酒運転は禁止ですが、フランスでは3杯までであればお酒を飲んで運転が可能なのだとか。お母さんは、普段お酒を飲まない自分にぴったりで、いくら飲んでも酔わないノンアルコールワインに感動します。
待望の料理が登場。特にお母さんが衝撃を受けたのは、主菜の「牛の頬肉煮込み」です。山形牛を赤ワインで7時間煮込んだメニューで、一口食べた瞬間幸せそうな顔に。口の中に入れたお肉がほろほろと溶けて「フランスで食べたことないわ」と驚き、「これは人生で一番の牛肉煮込みだ」と感動していました。
すると、「素晴らしい味なのに、シェフはフランスで料理を学んでない。天才でしょ?」というアマンディーヌさん。それを聞いたお母さんは「本場フランスに行かずこの味を出せる……どれだけ努力してきたのか伝わるわ」と称賛します。努力を重ね、完璧にフランス料理を仕上げた日本人シェフにお母さんはあらためて拍手を送るのでした。
この他にも、山形県産の食材を使った前菜や冷製スープなどを堪能したアマンディーヌさんたち。的確なお母さんの食レポが楽しめるので、気になる人ぜひ全編をチェックしてみてください。
そして、内緒にしていた値段の発表です。お母さんに、フランスで同じメニューを食べ、同じサービスを受けるといくらくらいになるのか聞いてみると「1人3万円」とのこと。
そんなお母さんにアマンディーヌさんは「今日のメニューは1人2500円」と発表。あまりの驚きの値段に言葉を失うお母さん。フランスでは1万円を出しても食べられない内容に、値段が間違っていないのかと疑います。最後までこの価格設定に衝撃を受けつつ「このレストランのおかげで、日本人は気軽に本場の味を体験できる。うれしい!」と絶賛したお母さんなのでした。
この動画には「本場フランス人のお母さんがここまで絶賛するフランス料理を食べてみたいです」「外国の方が日本に触れて幸せな表情を見ると心から嬉しくなるな」「お母様の反応いちいち可愛いし比較しても絶対悪く言わないところ本当に好き!」「フランス人目線で日本が素晴らしい国だと気づかせてくれて教えてくれてありがとう」など、反響の声が寄せられています。
「ボンソワールTV BonSoirTV」では、この他にもさまざまな動画を発信中。また、Instagramアカウント(@bonsoirtv)やTwitterアカウント(@BonSoirTV)、TikTokアカウント(@bonsoir.tv)でもコンテンツを公開しています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.