昭和の天才小学生デュオ「チューインガム」、さわやかすぎるフォークデュオの楽曲が令和に再び

　1970年代に彗星（すいせい）のように現れ、「天才小学生デュオ」として話題を呼んださわやかすぎるフォークデュオ「チューインガム」がソニーミュージック時代に発表した楽曲68曲が、8月16日から配信開始となりました。

　チューインガムは、実の姉妹である松田りかさんと松田マミさんのフォークデュオで、1972年に「史上最年少のシンガーソングライター」のキャッチフレーズとともに「風と落葉と旅びと」でデビュー。当時小学6年生と4年生だった姉妹は若くして音楽の才をあふれさせ、爽やかなハーモニーが心地良い歌声も相まって「天才小学生デュオ」として話題になりました。

　後に中島みゆきさんや世良公則さん、佐野元春さん、長渕剛さん、ロックバンド「クリスタルキング」、女性歌手グループ「あみん」などを排出するヤマハ音楽振興会主催の音楽コンテスト「ヤマハポピュラーソングコンテスト」（ポプコン）には4回出場し、初出場となった第4回で「ゴリラの唄」で最優秀グランプリに輝き、第8回でも「チャップリンに愛をこめて」で再び最優秀グランプリを受賞。ポプコンの歴史上2度のグランプリを獲得した唯一のユニットとなりました。

　国内配信解禁となるのは、チューインガムが1980年までの8年間にリリースした13枚のシングルと3枚のアルバム、当時未発売だった6曲とライブ曲6曲を含む68曲。現在は姉のりかさんがイタリア、妹のマミさんが米国でそれぞれ暮らしていますが、サブスク解禁に伴い以下のコメントを連名で寄せています。