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高木豊、高校野球での髪形巡り指摘 “丸刈りの伝統”に「なんで伸ばしちゃいけない」「全然取っ払っちゃっても」(1/2 ページ)

「とらわれなくてもいい」とも。

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 元プロ野球選手の高木豊さんが8月22日にYouTubeチャンネルを更新。野球部員の丸刈りを巡って「伝統だって思わない方がいい」と私見を語りました。

 高木さんは、第105回全国高校野球選手権記念大会の結果を受け、「若者が一生懸命やってる姿っていうのはいいね」とまずコメント。

 続けて、動画収録時点(8月19日)で準々決勝へ進出していた慶応、土浦日大、花巻東の部員がそろって丸刈りではないという、試合とは本筋ではない部分が注目を浴びていることに「それがなんの問題があるんだ?」と首をひねりました。

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 「昔は修行の1つだったから」「邪念を振り払うみたいな」「あとは軍隊の名残だろうね」と丸刈りの過去における意義を振り返りつつ、「まぁもういいんじゃないの?」「みんな伸ばせばいいのに」と他の髪形にも賛意を示した高木さん。

 自身が学生だったころには丸刈りを受け入れざるを得なかったものの、「なんで伸ばしちゃいけないのか、っていう疑問は常に持ってたよね」と当時の偽らざる心境を明かしています。


髪形についてコメント(画像はYouTubeから)

 高木さんは、慶応の部員が髪を伸ばしていることも、広陵の部員が“学校の歴史を守るため”に自分たちの意思で丸刈りを続けていることも理解を示した上で、「何やったっていいじゃん髪形ぐらい」とコメント。

 自由な髪形へポジティブな見方を示しつつ、丸刈りそのものは“伝統”ではなく、過去に生まれた“暗黙の決まり”でしかない点も併せて指摘。「坊主が伝統だっていうふうに思わない方がいいよ」「あんまりとらわれなくてもいい」と固執する必要はないとしています。


髪形で歴史が変わることはないと意見(画像はYouTubeから)

 丸刈りへの抵抗感が野球部への入部に少しでも影響を与えているならば、「全然取っ払っちゃってもいいよね」とも語り、服装についても「人が不快じゃない物を着るんであれば別に構わないんじゃない」と、髪形と同じく一定の自由があるとしていました。

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決勝でぶつかることとなった2校
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