祭りで馬を蹴る様子、SNSで拡散し批判集まる　春日神社「決してあるべきことではない」と謝罪（1/2 ページ）

　愛知県高浜市の春日神社で行われた「高浜おまんと祭り」で、馬を蹴る様子を写した動画がSNSで拡散し、批判の声が上がっていた件について、同神社が「決してあるべきことではない」として謝罪しました。

　高浜おまんと祭りは春日神社境内で行われる行事で、丸太で組んだ円形馬場の中を走る馬に若者が飛びついて一緒に走るというもの。2023年は9月30日と10月1日に開催されました。

　9月30日に、祭りの参加者が走る馬に跳び蹴りをする様子がSNSで拡散され、「ありえない」「動物虐待だ」と批判が寄せられました。

　春日神社は「円形の馬場をかける馬が逆走し、馬の回る方向を戻そうとする動きの中で、馬に対して蹴ると思われる行為が確認されました。蹴るという行為は決してあるべきことではないと考えており、再発・類似行為が無いように、祭礼関係者に働きかけていきたいと考えています」と10月1日に見解を公表。「皆様にはご心配をおかけし、また不快な思いをさせてしまい大変申し訳ありませんでした」と謝罪しています。

　なお当該の馬は、獣医から「蹴られたと思われる左側側面に対して異常がない」との診断を受けたとしています。