ジャニーズ事務所、“指名NG記者リスト”は「コンサルティング会社がしたこと」　関与を否定（1/2 ページ）

　ジャニーズ事務所は10月5日、2日に開いた会見で「指名する記者としない記者を決めたリストがあった」とする報道を受け、同社は作成に関与していないとコメントを発表しました。

　報道では、ジャニーズ事務所側が、複数の記者の名前や写真を載せ、質問の指名をしないようにするリストを会場に持参していたと伝えられています。

　同社は、会見前々日に、委託したコンサルティング会社と打ち合わせした際に、コンサルティング会社が「NG」と記載されたメディアのリストを持ってきたと説明。井ノ原快彦副社長が「これどういう意味ですか？　絶対当てないとダメですよ」と発言し、コンサルティング会社が「当てるようにします」と答えたとしています。

　ジャニーズ事務所は、「誰か特定の人を当てないで欲しいなどと言うような失礼なお願いは、決してしておりません」とNGリストへの関与を否定しています。

　コンサルティング会社に説明と謝罪を求めたところ、「外資なので本国の許可が必要で調整に時間がかかる」と言われたとのこと。

　「今回は、会見を委託したコンサルティング会社がしたことであっても、それは弊社が雇った責任があると言われれば、その通りであり、大変悩みましたが、現時点でわかっていることだけをご報告させて頂きます」と同社は述べ、今後はメディアとの健全な関係を築き、対話を継続したいとしています。