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薬を飲ませる用の「ねるねるねるね」に「待ってた」 開発&販路拡大の理由をクラシエに聞いた(1/2 ページ)

味はイチゴ味とメロンソーダ味

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 子どもに薬を飲ませるための「ねるねるねるね」が、10月16日にクラシエから発売されます。商品名は「おくすりパクッとねるねる」。2022年12月に全国のツルハグループ店舗でテスト販売され、X(旧Twitter)で「なにこれすごい!天才!」「使ってみたい」と話題になった商品が、全国のドラックストアで購入可能になりました。ねとらぼ編集部では、開発や全国販売に至った経緯を開発元のクラシエに聞いてみました。

「おくすりパクッとねるねる」
薬を飲むための「ねるねるねるね」こと「おくすりパクッとねるねる」

 「おくすりパクッとねるねる」は、薬を混ぜたり、包んで食べたりすると、薬の苦みが気になりにくくなる服薬補助食品。1箱6袋入りで、イチゴ味とメロンソーダ味が3袋ずつ入っています。

 クラシエによると、開発のきっかけは薬剤師から「子どもにお薬を飲ませる際にねるねるねるねを使用している」という声を聞いたこと。「子どもが苦手な薬を飲むことを、前向きにできないか」「知育菓子(R)が持つ楽しさやおいしさが保護者の悩みを解決するのに役立てないか」と考え、開発に着手したそうです。「ねるねるねるね」のふわふわ感も、薬の苦みを抑えるのに向いていたとか。

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 また、知育菓子(R)の「ねるねるねるね」のブドウ味やソーダ味には、アレルギー表示義務・推奨品目の1つである卵が含まれていますが、「おくすりパクッとねるねる」は卵やえび、乳などの特定原材料8品目とそれに準じる20品目を使わずに製造。飲み合わせについては医師や薬剤師に要相談ではありますが、薬との相互作用がない成分のみを使い、飲んだ後の薬の溶け方などに影響がないことも確認しているとのことです。


通常の「ねるねるねるね」との違い

アレルギー物質は不使用

 テスト販売で購入した人からは「子どもがお菓子と同じように自分で作って、楽しみながらお薬を飲んでくれた!」といった意見が集まったほか、薬が苦手な大人からも「懐かしい」「試してみたい」といった反応があったそうです。特に子どものいる保護者や医療関係者の反響が大きかったこともあり、全国販売に踏み切ったといいます。

左がテスト販売時のパッケージ、右がリニューアルした新デザイン

 全国展開にあたっては、店頭で見た時に「薬を飲むのに使うもの」だと分かるようパッケージデザインを刷新。服用シーンの多様性に合わせ、デザインバリエーションを3種類に増やしました。今後購入者からのニーズがあれば、味のラインアップ拡充なども検討する予定です。

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