玄関を開けるとドデカイ柱→扉の奥には“まさかのスペース”が……　都内の高級住宅街にある“狭小デザイナーズ物件”が「クセが強い」と話題（1/2 ページ）

　部屋のセンターに「洗濯機置き場」がある東京のデザイナーズ物件がYouTubeで紹介されています。洗濯機の周りをグルグル回れる仕様が斬新です。

　動画を投稿したのは、主に都内のユニークでクセのある物件を紹介している内見動画チャンネル「フッ軽不動産」。今回取り上げるマンションは、渋谷区の高級住宅街・代々木上原にある築5年（平成30年築）、鉄筋コンクリート造の4階建て。その2階にある約16.7平方メートルのワンルームを内見します。オートロック付きで、おしゃれな中庭を通って階段で部屋へ。

　部屋に入ると、早速主役の姿が目に入ります。玄関から見てすぐ左に大きな柱のようなものがあり、そこに付いている扉を開けると、そこにはなんと“洗濯機置き場”が。部屋の中心に洗濯機を設置できるのは新しい……！

　洗濯機置き場は、居室とキッチンを仕切るように中央に設置され、両脇が細い通路になっています。帰ってきてすぐに洗濯ができるなど実用的な側面もありそうですが、クセが強いのは間違いありません。

　居室は約2.2畳、ダイニングの広さは約1.8畳。キッチンはIHで、お風呂は追いだき機能付き（遠隔操作が可能）、バストイレ別となっているほか、窓は東西南北に4カ所あり、風通しや日当たりは良好です。他には宅配ボックスも備え付けています。ちなみに代々木上原駅から徒歩6分で、コンビニや大型スーパーも徒歩1～3分圏内にあるそうです。

　気になる同部屋の家賃は8万4000円（管理費5000円）。代々木上原駅の家賃相場は、1Kの場合で9万6000円～10万5000円ぐらいとのことで、部屋は狭いものの、充実した設備や立地も考えると安めとなっています。

　コメント欄では、洗濯機置き場に「本当になんでそこに置いたのか、これがなければもう少し居室にゆとりができたのにw」「デザイナーズ特有の絶妙な住みにくさw」とツッコミが入りつつも、「でもこの立地とこの設備でこの家賃なら住んでみたいかも」「広い浴槽はプラスポイント」「何をどこにどう配置するのかを考えるのが楽しそう」など、ポジティブな感想も寄せられています。ユニークであればあるほど、もしここに自分が住むなら……と想像するのが楽しかったりしますよね。

　同チャンネルでは他にも、銀座にある居室1.9畳の超ミニマムな新築物件や、“部屋の半分が土間”というナナメ上の超狭小賃貸物件などを紹介。情報はX（@yuka_ri_tv）でも発信しています。

動画提供：YouTubeチャンネル「フッ軽不動産」