創業150年超の老舗が“かまぼこのサブスク”を始める理由とは 江戸時代から続くメーカー「鈴廣かまぼこ」の狙い(1/2 ページ)
高齢者からアスリートまで、幅広い需要を見込んでいます。
神奈川県のかまぼこの老舗・鈴廣蒲鉾本店が、“かまぼこのサブスクサービス”を開始したことを発表しました。現在では映像、音楽作品を中心に、さまざまなサブスクサービスが普及していますが……なぜ、かまぼこで?
同社は、神奈川県小田原市で慶応元年(1865年)創業し、2015年に150周年を迎えたかまぼこメーカー。化学調味料や保存料を使わない、機械生産を取り入れながらも職人による手作りの製品を残すなど、こだわりのかまぼこ作りを続ける一方で、レストラン運営、地ビール「箱根ビール」の製造・販売といった多角的な事業を展開しています。
新たに“サブスクサービス”に取り組む背景にあるのは、かまぼこの栄養バランスの良さ。主原料の白身魚は高タンパク・低脂質であり、消化も良いため、健康的な体づくりのために習慣的に食べてほしいという思いがあるとのこと。
鈴廣蒲鉾本店による研究機関「魚肉たんぱく研究所」によると、かまぼこはDIAAS(消化性必須アミノ酸スコア)が鶏むね肉よりも高く、サラダチキンやゆでたまごの白身よりも消化速度が早いそうです。
※DIAAS:食品に含まれる必須アミノ酸の消化吸収率を加味した値
そして、月1回のサブスク方式であれば、1カ月でちょうど食べきれる量のかまぼこを送ることができ、おいしい状態で味わいながら効率的にタンパク質が摂取できるというわけ。
メニューは、「5種のチーズの帆立グラタン風」「イカとタコのガリシア風」「金目鯛と鯵のアクアパッツァ風」のフィッシュプロテインバー9本を毎月配送する「フィッシュプロテインバーセット」(3800円)と、フィッシュプロテインバー3本に加え、鈴廣かまぼこの人気の魚肉製品を配送する「お魚たんぱく応援セット」(3900円)。
利用者は子どもから高齢者まで、一般人だけでなくアスリートも想定し、幅広い需要を見込んでいます。
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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。