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「AIが描いたチープな怪獣」に注目 心のないAIならではの“やっつけ感”が味わい深い(1/2 ページ)
大昔の絵本や玩具にあった、出自不詳の怪獣に通ずるものが。
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生成AIが生み出した、名もなきチープな怪獣がX(Twitter)で話題です。この雑な風味は、もうAIにしか出せないかもしれない……?
話題のきっかけは怪獣がテーマのアートユニット、ピコピコ(@picopicoshimbun)さん。AIアプリ「WOMBO Dream」(Android/iOS)で生成した怪獣の数々を、「AI怪獣からしか摂取できない栄養が、確かにある」「こういう志の低い怪獣がもっと見たい」と投稿しました。
デザインから質感から、何もかもがつたないAI怪獣たちですが、「やっつけ感がいかにも昭和のパチモノ」「なんだか少しゾワゾワしていい」「昔の低予算特撮で出てきそうでいい感じ」「全部かわいいwwソフビ欲しい」と、心に響いた怪獣ファンも多い様子。「現在では怪獣好きしか怪獣を作らなくなってしまったので、心のない、いい加減な怪獣は滅んでしまったのだ。これを再現できるのは、心のないAIだけなのかもしれない」とする、ピコピコさんの主張とともに共感を呼んでいます。
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画像提供:ピコピコ(@picopicoshimbun)さん
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