堀江貴文氏らの個人情報を従業員が投稿　ゴルフ場レストラン運営会社が謝罪……「厳正に処分を行う所存」（1/2 ページ）

　ダイナックホールディングスは、兵庫県にあるゴルフ場のレストランに勤務する子会社の従業員が、業務で知り得た利用客の個人情報をSNSに投稿したとして、11月16日に謝罪しました。投稿された写真には実業家の堀江貴文氏らの名前が記載され、物議をかもしていました。

　問題が起きたのは、丹波篠山市にあるゴルフ場「オータニにしきカントリークラブ」のレストラン。11月中旬、SNS上では同ゴルフ場に関する利用者名簿とみられる写真が投稿され、そこには堀江貴文氏と参議院議員の齊藤健一郎氏の名前が書かれていました。

　投稿を見た堀江氏は「オータニにしきカントリークラブってところみたいです。流石にこれはひどい」「相当やばいなこの人」とゴルフ場名などを挙げて批判。齊藤氏も「このアカウント存じ上げないです。　もし知り合いの方なら、連絡ください」と問題を訴え、その後ゴルフ場の支配人と、業務委託先企業の本部長から謝罪を受けたことを伝えていました。

　ダイナックホールディングスは16日に発表した文書で、「この度、弊社子会社ダイナックパートナーズが運営受託しておりますゴルフ場（オータニにしきカントリークラブ）のレストランに勤務する従業員が、業務で知り得たお客様（2名）の個人情報を本人のSNSで投稿するという事案が発生いたしました」と報告。

　また「弊社として今般の事態を厳粛に受け止め、当該関係者の皆様に誠意をもって謝罪させていただくとともに、当該従業員及び担当役員に対して厳正に処分を行う所存でございます。弊社は、本事案を真摯に受け止め、個人情報保護に関する教育を再度徹底するとともに、再発防止に努めてまいります。この度は関係者の皆様に大変ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪しています。