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【マンガ】孤独に死んだ幽霊が限界サラリーマンと出会って…… 不思議な共同生活を描いた物語が疲れた心に染みると話題に(1/2 ページ)

何もしない幽霊に癒やされる。

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 「もっと人に優しくしておけばよかった」。そんな後悔をした幽霊の、読むとほっこりした気持ちになれるマンガ『幽霊と疲れた会社員』がX(旧Twitter) 上で話題になり、約7.7万いいねを獲得しています。

 病床でみとってくれる人がおらず孤独に亡くなった幽霊がこの世でうろうろしていると、長時間労働や休日出勤に疲れたサラリーマン(野崎秋人)に遭遇。ひとりぼっちで「俺のことなんて誰も見てないんだ」と泣く彼に、幽霊は「見ておこう」とついていきます。

 こうして始まった、幽霊と疲れた会社員・野崎の日常。野崎は幽霊の存在に全く気付いていない様子なのですが、幽霊は一緒にサメ映画を見たり、風邪をひいて「会社が休める」と喜ぶ野崎にゆる~くツッコんだりと、寄り添い続けます。

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 ですが、そんな生活が続いたある日の会社からの帰り道。仕事に疲れ果てた野崎は土手にしゃがみこんで、立ち上がることができなくなってしまいます。何をするでもなく、ただ遠くを眺めていると「大丈夫ですか?」と声をかける女性(河下美春)が現れて――― それから幽霊と2人きりだった物語は、3人の物語へと変わっていきます。

 心にチクリと刺さる孤独感の描写がありながらも、優しい絵柄と癒やされる展開から、X上では「めちゃホッとする漫画」「不思議な中毒性と魅力がある」「最初は鬱(うつ)なストーリーかと思ったけど、優しいオバケが恋模様を温かく見守る素晴らしいマンガ」と好評の声が続出。本作について、作者・中山ゆきさん(@yukiyuki_nkym)にお話を伺いました。

――― 毎日22~24時ごろ、1日1話のペースでX上に投稿されている『幽霊と疲れた会社員』。誕生のきっかけは?

 皆さんそれぞれに、何かしらを頑張って生きているのだと思うのですが、なかなかつらいことも多い世の中なので、せめて頑張っているところを見てくれている誰かがいたらいいなあ、と思い描き始めました。

――― この作品への思い入れや、ご自身の中で気に入っているポイントは?

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 幽霊が何もせずに見ているだけなのがいいなと思います。

――― 美春の登場で変化した秋人の生活。今後の展開は決まっているのでしょうか?

 展開は全て決めてはいませんが、登場人物たちには、少しづつ身の回りの幸せに気付いていってほしいです。

――― うれしかった読者からの反応・感想は?

 反応さまざまございますが、自身の生活と重ねるように読んでくださっている方が多いようでうれしいです。

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――― 読者へのメッセージをお願いします

 ゆっくりと幸せを確かめていくようなお話にしたいなあと思っております。ぜひ読んでみてください!

制作協力:中山ゆきさん(@yukiyuki_nkym

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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。

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