『ちいかわ』最新話に「完全に映画演出」の声 島を脱して船の上で語り合うエピローグのような空気に(1/2 ページ)
モモンガはその存在自体が業深い。
ナガノ先生が手掛ける『ちいかわ』の最新話が11月25日に更新されました。3月から始まった長編、通称「島編」もいよいよ終わりを迎えそうで、注目が集まっています。
※以下、原作漫画『ちいかわ』最新話のネタバレに触れています
アニメも大人気の『ちいかわ』。原作漫画はTwitterで連載中で、ちょっぴり泣き虫だけど優しいちいかわや、その友達の明るくてポジティブなハチワレ、大声で叫ぶうさぎとのなにげない日常を繰り広げる作品です。
基本は短編ですが、時折挟まる長編エピソードでは、ホラー展開や重々しいダークファンタジーが展開されることもあります。
現在進行している「島編」では、ちいかわたちが島に訪れ、強敵セイレーンと戦い、全滅の危機にひんするも島二郎の助けもあって激辛カレーで撃退。勝利を祝う宴も終わり、とうとうちいかわたちを乗せた船が出港する……というのが前回までのお話です。
25日に更新された最新話では、島を離れた船の上で、モモンガが永遠の命について独り言のように語る場面がありました。聞き手のカニちゃんはその話を本当に何も分からない顔をしているのがかわいいです。
モモンガが単葉と双葉の結末に触れるような話をしているとき、空に2羽の鳥が羽ばたいていました。そこに「永久の束縛」と「自由」の対比を感じとる読者も。
他にも栗まんじゅうが船酔い対策にお酒をがぶ飲みしている場面もありました。剛の者すぎないか栗まんじゅう。
X(旧Twitter)では「モモンガがすごいまともな事を言ってる」「モモンガは肉体を入れ物として捉えてる」「真相を見抜いてるモモンガちゃん」とちいかわ族の体を奪ったモモンガだからこその“永遠に対する語り”に真理を感じる声が寄せられていました。
(物書きモトタキ)
前回までのちいかわ
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