「斬新すぎる」「これはちょっと……」 人気銭湯が浴槽に“豚骨スープの素”投入→賛否呼ぶ 企画は中止に(1/2 ページ)
SNS上で賛否を呼んでいました。
東京・杉並区にある人気の銭湯「小杉湯」が実施した、風呂に「豚骨スープの素」などを投入する企画に賛否両論が寄せられています。小杉湯は「衛生管理上の注意は十分行なっている」としつつ、利用者に「安心して気持ちよく」入湯してもらいたいと、企画を中止することを発表しました。
「紅ショウガ」「辛子高菜」「豚の骨」投入予告も
小杉湯はJR高円寺駅近くにある1933年創業の老舗銭湯。企業とコラボしたユニークな企画をたびたび実施し、メディアにも多数取り上げられている人気の銭湯です。
そんな小杉湯の学生企画チームが主導し、11月28日、29日に実施するとしたのが、高円寺で人気の豚骨ラーメン店「ラーメン健太」とコラボした「博多ラーメン風呂」というイベントでした。
内容は、「白湯豚骨スープの素」を小杉湯の風呂に投入するというもの。豚骨スープといえば独特な臭いが特徴ですが、小杉湯は「臭みもキツくなく、お湯としても楽しんでいただける香り」だと説明し、スープの素のアレルギー情報も添付していました。さらに、ラーメンのトッピングでもある「紅ショウガ」「辛子高菜」、そして「豚の骨」も投入すると予告していました。
小杉湯の公式X(Twitter)では開催初日となった28日、バケツに入った豚骨スープの素を威勢よく浴槽に投入する様子を伝えました。これを見たXユーザーからは「斬新すぎる」「なにこれいきたい」「入りてぇ」と肯定的な意見が聞かれた一方で、「これはちょっと……」「なんかやだな」「浴槽とか大丈夫なのかな」などの声も寄せられていました。
小杉湯は29日昼、「昨日の博多ラーメン風呂に関しましてのご報告です。衛生管理上の注意は十分行なっておりますが、皆さまに『安心して、きもちよく』お風呂に入って頂くため、本日も予定しておりました博多ラーメン風呂につきましては中止とし、内容を変更致します」と、同日夜に予定していた「博多ラーメン風呂」を中止すると発表しました。
小杉湯は「昨晩は高濃度塩素での配管清掃、今朝もいつも以上に清潔にこだわり清掃を行いました」と説明。「これからも皆さんに安心して入っていただけるよう、きれいで、清潔で、きもちのいいお風呂を準備してお待ちしております。どうぞよろしくお願い致します」としています。
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