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埼玉は「本当に『ダサい』のか」 県広報紙が40年ぶりに実施した意見募集の結果を公表(1/2 ページ)
「ダサい?」「ダサくない?」。世界が埼玉になりますように!
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「埼玉は本当にダサいのか」――。埼玉県は40年ぶりに意見を募集した結果を、県広報紙「彩の国だより」12月号に掲載した。
ダサい? ダサくない?
映画「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」の公開に合わせ、10月20日から11月10日まで「本当に『ダさいたま』!?」と題し意見募集を行い、県内外から805件の投稿が寄せられた。その結果、「ダサい」と思うが231通(29%)、「ダサくない」と思うが218通(27%)という結果になった。
「必要以上の東京への憧れがダサい」「基本的に『自分』がありません。(中略)でもそんな埼玉に満足してしまうのが埼玉県民。何もないのが、ほっとする。イジられても笑い飛ばす。埼玉だけの豊かさがあるのです」と、「ダサい」とする意見もある一方、名所が次々と誕生していることを受け「『ダさいたま』と言われたのは約半世紀も昔の話」「海は無くても、子育て支援を頑張っている」と「ダサくない」とする意見も拮抗している。
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また、「ダサいだのなんだの言われてもナンとも思わない。ダサくてイイ!俺が埼玉県を愛しているなら、それでイイ!」など、「埼玉愛あふれる意見」は399通(50%)もあった。Web版では寄せられた意見の一部が公開されている。
1980年代に「ダサい」と「さいたま」をかけあわせた「ダさいたま」という造語が流行語となったことを受け、「彩の国だより」の前身である「県民だより」で同様の意見募集を実施している。Web版では当時の誌面も公開しており、埼玉に対する愛情が今も昔も変わらないことが分かる。
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