長崎名物「トルコライス」名前の理由は？

　あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。12月1日放送分のテーマは「タコライス・トルコライス」です。

　「タコライス」とは、味付けしたひき肉「タコミート」と、レタス、トマト、チーズなどメキシコ料理「タコス」の具材をご飯にのせたものです。

　沖縄県金武町にあった「パーラー千里」創業者・儀保松三が考え、1984年に誕生しました。金武町は米軍基地が目の前にあり、儀保氏はお客さんである若い米兵の方々に「お腹いっぱい食べて欲しい」という思いから、このメニューを考えたそうです。

　また、「トルコライス」はピラフ、スパゲティ、トンカツなどがひと皿に盛られた長崎市民のソウルフードです。トルコライスという名前ながら、国のトルコとはまったく関係ないそうです。

　名前の由来は諸説あり、例えばカツ・ピラフ・ナポリタンの3種類を赤・白・青の3色（トリコロールカラー）に重ね合わせ、「トリコロールが転じて『トルコ』になった」という説があります。

　また、昭和中期に長崎市内にあったと言われる「レストラン トルコ」にトルコライスの原形となる料理があり、それが流行ったことから「トルコ」を付けたとする説など、さまざまあるそうです。

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