ニュース

平安時代の「リサイクル」では、何を再生していたの?

平安時代のリサイクル事情とは。

advertisement

 あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。10月24日放送分のテーマは「リサイクルの豆知識」です。

※画像はイメージです

 日本のリサイクルの歴史はとても古く、例えば平安時代には「紙のリサイクル」が行われていたそうです。

 「紙をすく」という言葉がありますが、当時の紙と言えば「和紙」を指します。材料を「すく」作業を手で行い、1枚1枚つくり上げられます。

advertisement

 紙を使い終わったあと、細かくちぎって再び「すく」作業をくり返すことで、また紙として生まれ変わります。これを「古紙のすき返し」と言います。

 古紙のすき返しによって再生された紙は「薄墨紙」と呼ばれていました。当時は墨で字を書いていましたが、紙に染み込んだ墨を抜く技術がまだ未熟だったため、再生された紙には墨の色が薄く残っていたことに由来します。

 紙の原料はすべて「パルプ用の木材」ですので、古紙を原料とする紙のリサイクルは資源の有効利用になります。同時に、貴重な森林資源を守ることにもつながります。

番組情報

  • 羽田美智子のいってらっしゃい
  • 毎週月曜~金曜 7:37 - 7:42 番組HP
  • 晴れの日や雨の日、気分が明るい時、ちょっと暗い時、そんなあなたの朝に『いってらっしゃい』の言葉を届けます。
  • あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・

読まれている記事

Copyright Nippon Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 刺しゅう糸を20時間編んで、完成したのは…… ふんわり繊細な“芸術品”へ「ときめきやばい」「美しすぎる!」
  2. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」【大谷翔平激動の2024年 現地では「プレー以外のふるまい」も話題に】
  3. 友達が描いた“すっぴんで麺啜ってる私の油絵"が1000万表示 普段とのギャップに「全力の悪意と全力の愛情を感じる」
  4. 後輩が入手した50円玉→よく見ると…… “衝撃価値”の不良品硬貨が1000万表示 「コインショップへ持っていけ!」
  5. 毛糸6色を使って、編んでいくと…… 初心者でも超簡単にできる“おしゃれアイテム”が「とっても可愛い」「どっぷりハマってしまいました」
  6. 「これは家宝級」 リサイクルショップで買った3000円家具→“まさかの企業”が作っていた「幻の品」で大仰天
  7. 「人のような寝方……」 “猫とは思えぬ姿”で和室に寝っ転がる姿が377万表示の人気 「見ろのヴィーナス」
  8. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  9. 山奥で数十年放置された“コケと泥だらけ”の水槽→丹念に掃除したら…… スッキリよみがえった姿に「いや〜凄い凄い」と210万再生
  10. 13歳少年「明日彼女に会うから……」 パパを説得してヘアカットへ→大変身した姿に「生まれ変わった」「全く別人みたい」【海外】