正月三が日の天気　短い周期で変化　元日は日本海側で雪　3日は雨の所が多い

1月1日(月:元日)は一時的に冬型の気圧配置に。

[日本気象協会 tenki.jp（http://www.tenki.jp/）]

　三が日の天気のポイントです。天気は短い周期で変わり、1月1日(月:元日)は北海道や東北の日本海側、北陸で雪や雨が降るでしょう。2日(火)は穏やかな天気の所が多くなりそうです。3日(水)は北海道は湿った雪、東北から九州で雨の降る所が多くなるでしょう。

1月1日(月:元日)　一時的に冬型の気圧配置

　1月1日(月:元日)は一時的に冬型の気圧配置になるでしょう。

　北海道と東北の日本海側は雪が降り、午前中を中心に降り方の強まる所がありそうです。北陸は平地では雨の降る所が多いですが、山間部では雪が降るでしょう。風も強く、荒れた天気となる所がありそうです。特に山岳部では荒天となりますので、ご来光目的の登山は、最新の情報に注意し、計画の変更も検討してください。

　太平洋側の平地では、おおむね晴れて、初日の出も見られそうです。ただ、冷たい北風が吹きつけますので、寒さ対策はしっかりとなさってください。

　最高気温は平年並みか低く、札幌市はマイナス4℃と凍えるような寒さとなるでしょう。東北や北陸は10℃に届かず、関東から九州は12℃前後となりそうです。風が強く、気温の数字より寒く感じられそうです。

　2日(火)は本州付近は高気圧の圏内です。

　北海道と東北北部では雪の降る所がありますが、東北南部から九州、沖縄は日差しの届く所が多いでしょう。風も弱まり、三が日で一番の穏やかな天気になりそうです。

　最高気温は平年並みか高く、日中は日差しの温もりを感じられる所が多いでしょう。

　3日(水)は低気圧が日本付近を通過するでしょう。

　全国的に雲が多く、九州から東北は日本海側を中心に雨が降りそうです。太平洋側も所々に雨雲がかかるでしょう。北海道は日本海側で雪が降りそうです。湿った雪となるため、電線に着雪し、停電が発生する恐れもありますので、懐中電灯や暖を取るものを用意しておくと安心です。

　最高気温は、北海道から北陸は平年より高いですが、関東から九州は平年並みでしょう。日差しが届かず、空気がヒンヤリと感じられそうです。