サンドイッチチェーンのサブウェイが先ごろ、京都に約4年ぶりに再出店しました。京都のほかにも、一度撤退したエリアへの再出店が続いているサブウェイ。その狙いを聞きました。
京都の「イオンモールKYOTO店」は12月6日にオープン。京都再進出を記念して、京都限定のメニュー「宇治抹茶あんこ&マスカルポーネ」も期間限定で販売します(12月8日から、なくなり次第終了)。
サブウェイはその2日後の12月8日に長崎県に約6年ぶりに再出店し、9月には群馬県に約4年ぶりに再出店しています。2022年には約4年ぶりにナゴヤドーム前(愛知県名古屋市)に、約2年半ぶりに吉祥寺(東京都武蔵野市)に、約10カ月ぶりに長野県南部に再登場しています。
サブウェイに取材したところ、2022年に出店した再出店店舗の売上が好調なことから、2023年はさらに意識して再出店戦略を進めているとのこと。
再出店の狙いについては「過去の売上があるので、それをベースに売り上げ予測が容易にできる」との回答。またSNSで「#がんばるんだサブウェイ」という形で、年間約600件の出店リクエストが寄せられる中、過去に店舗があったエリアは復活を望む要望が多く、そうした意見も出店計画を進める上でひとつの参考にしていると述べています。
サブウェイは売上ベースで2021年、2022年と2年連続で既存店の売上が前年比2けた成長を記録しており、2023年も順調なため3年連続2桁成長になる見込みと、好調が続いているといいます。
「ありがたいことに、近年は業績が好調なこともあり、物件オーナー様から、物件だけでなくご出店いただけるフランチャイズオーナー様もあわせてご紹介いただけるケースも増えてきています」(サブウェイ)
最後に、今後も再出店を続ける予定か聞いたところ、次の回答が得られました。「今後とも、より多くの方にサブウェイのフレッシュなサンドイッチを楽しんでいただけるよう、現在店舗のないエリアを含め、積極的に出店を検討していきます」
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