ダルビッシュ有、大谷翔平＆山本由伸と“共闘の夢”かなわず「本当に悲しい」　獲得に動かない自球団に落胆「力抜けたよね」（1/2 ページ）

　サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手が12月29日（日本時間）に音声配信サービス「stand.fm」を更新。大谷翔平選手、山本由伸投手が同地区のロサンゼルス・ドジャースに入団したことを受け、2人とチームメイトになり“打倒ドジャース”を夢見ていたことを明かしました。

「日本人で集まってドジャース倒したい」

　ダルビッシュ投手は、大谷選手＆山本投手が同じナショナルリーグ西地区のドジャースに入団したことを受け、フランクな口調で「大谷くんと山本くんがドジャースに行ったことで、本当になんていうんかな、スゴい悲しい」と心境を吐露。

　「やっぱりドジャースにいたからドジャースの良さ分かってるし」「スゴく緻密だし、みんな一生懸命野球やってるし……」「だから倒したいって燃えるしドジャース戦」と古巣であるドジャースへの思いを語り、「1年くらい前想像してたのは、大谷くんも山本くんもパドレスが契約できるんやったら、日本人で集まってドジャース倒したいっていうのがあった」とひそかに2人との共闘＆打倒ドジャースを夢見ていたことを告白しています。

　ダルビッシュ投手は自身の契約の際に、パドレスGMのA.J.プレラーに「ぼくがこんな（大型）契約をしてね、山本くんと契約ができないってならないか。圧迫して、そっちのお金が払えないことにはならないか」と、山本投手獲得に支障が出ないか確認まで取っていたとのこと。

　GMからは「大丈夫」と返事をもらい契約を結んだそうですが、「いざ1年たって、いろんな問題あったんだろうけど、何も大谷くんにも山本くんにもアクションなく、ミーティングすらなく」「そんでドジャースと契約して、なんかもうフッって力抜けたよね、本当に正直なところ」と両選手の獲得に動かなった球団に落胆したことを明かしました。

　一方で、「でも松井くん来てくれたから、松井くんと頑張ります」と松井裕樹投手のパドレス入団を喜んだダルビッシュ投手。また共闘の夢がかなわなかった2人に対しても、「大谷くんも山本くんも好きだから、一緒に野球やりたい」と前向きな言葉を送っています。