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『キャプテン翼』漫画連載4月で終了へ 今後はネームなどの形で物語を残す考え(1/2 ページ)

最終回までの構想はあるが、漫画家には40年以上掛かるかもしれないとのこと。

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 高橋陽一さんのサッカー漫画『キャプテン翼』が、4月初旬発売予定の『キャプテン翼マガジンvol.20』で、漫画としての連載を終了することが発表されました。高橋さんは今後について、ネーム(漫画制作の元となる絵コンテのようなもの)などの形で“物語”を残す考えを明かしています。


『キャプテン翼』、漫画連載4月で終了へ(画像はAmazon.co.jpから)

「今、頭の中には『キャプテン翼』の一応の目安の最終回までの構想があります」

 同作は、天才サッカー少年、大空翼の成長を描いた漫画で、1981年に『週刊少年ジャンプ』で連載をスタート。翼らの成長にあわせて物語の舞台を移しながら複数のシリーズが連載され、コミックスの全世界でのシリーズ累計発行部数は9000万部以上。現在は、翼がU―23日本代表として五輪金メダルを目指すシリーズ「キャプテン翼ライジングサン THE FINAL」がムック『キャプテン翼マガジン』で連載されている他、テレビアニメ「キャプテン翼シーズン2 ジュニアユース編」が放送されています。

 高橋さんは自身のSNSで、「4月初旬発売予定の『キャプテン翼マガジンvol.20』掲載話をもって、『キャプテン翼』の漫画での連載を終了することにしました」と、集英社からの発表をなぞる形で、連載43年の歴史に幕を下ろすことを報告。

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 『ライジングサン』の先のシリーズまで含め、「今、頭の中には『キャプテン翼』の一応の目安の最終回までの構想があります」としていますが、構想を全て漫画化するには向こう40年以上掛かるかもしれず、ネームなどの形で“物語”を残すことだけに集中することで物語を残す考えをつづりました。

 また、現在は健康状態を維持できているものの、60歳を越え、週刊連載をしていたころと比べると、「老眼やめまいなどに苛まれ、だいぶ身体にガタがきていることもたしか」と体力の衰えはあると説明。加えて、執筆ペースの低下やスタッフ体制の維持が難しくなったこと、目標で憧れとしていた水島新司さんが2022年に亡くなったこともきっかけになったと明かしています。


(画像はAmazon.co.jpから)

 現在『キャプテン翼マガジン』で連載中の『キャプテン翼ライジングサン THE FINAL』と『キャプテン翼 MEMORIES4 最強!!明和FC伝説』は、4月初旬発売予定の『キャプテン翼マガジンvol.20』に最終話を掲載。同号もこの号が最終号となります。

 高橋さんは、「簡単にできる決断ではありませんでしたし、いつも『キャプテン翼』を楽しく読んでくださっている読者の皆さんには残念で寂しい思いをさせてしまうかもしれませんが、この決断を理解していただければと思います」とつづっています。

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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。

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