ヤクザ漫画の金字塔『静かなるドン』、伊藤健太郎主演の令和版実写が115万再生 「懐かしいな〜」「ヤクザ系相性いい」と反響
YouTubeで配信されている第1話の再生回数は115万再生を突破。
俳優の伊藤健太郎さんが暴力団の三代目総長を演じた令和版「静かなるドン」が、YouTubeで115万回再生を突破。平成を彩ったヤクザ漫画の金字塔が令和の世でも話題となっています。
新田たつおさんの漫画『静かなるドン』は、1988年から2013年まで『週刊漫画サンデー』(実業之日本社)で連載。関東最大規模の暴力団で三代目総長を務める近藤静也のヤクザ人生とカタギ人生の奮闘を描いた物語は連載終了後もファンが多く、2020年には電子書籍での売上が6億円に到達、累計発行部数は4600万部を突破。現在は、前作から10年後の物語を描いた続編『静かなるドン ーもうひとつの最終章ー』が『グランドジャンプ』(集英社)で連載中です。
過去に中山秀征さんや香川照之さんらが近藤静也を演じた実写作品も人気を博した同作は、「今日から俺は!劇場版」などでも知られる伊藤さんを主演に迎え再び映像化。DMM.comは「令和アウトローレーベル」として昭和から平成をまたにかけた名作のリメイクを展開しており、2022年には青木雄二さんの『ナニワ金融道』を高杉真宙さん主演で映画化。「静かなるドン」は同レーベルの第2弾作品として、前後編に分けたものが5月に2週連続で劇場公開されました。
DMM TVでは、映画「静かなるドン」前編・後編全8話の特別編集版として6月から配信、7月20日に最終話が配信されました。4話配信開始後にはDMM TVの総合ランキングで1位となり、YouTubeで公開している第1話も再生回数が115万回を突破。「原作とは別物だけど普通に面白く仕上がってていい」「2面性ある主人公をナチュラルに演じ分けててすごい」「ヤクザ系相性いいなぁ。カッコいい!」「懐かしいな〜漫画よく読んだな〜」などさまざまな世代からのコメントが寄せられています。
新田たつおさんコメント
10年前に完結した『静かなるドン』が4〜5年前から電子でまた売れ始めました。それ以前もそれなりに売れていて、たくさんの人に読んでもらっていましたが、令和になって振り込まれた印税から一桁違ってました(笑)。担当編集者に聞くと、読者がひと回りして現在は漫画アプリで若い読者が読んでいて、しかも女性がけっこう多いと。反響も大きく「もっと読みたい」という声もいっぱいあって、そんなに喜んでくれるなら……と、いま実業之日本社と集英社の協業でグランドジャンプ誌に『静かなるドン ―もうひとつの最終章―』という続編を描いてます。
人生ってつらいことが多いじゃないですか。だから、読んでくれている人たちの憩いになればと思っています。肩肘張らずに娯楽として楽しんでほしいですね。毎日通勤電車に揺られながらスマホで読んでくれている人もいるでしょう。その人たちが日々の苦しさから一瞬でも逃れられるなら「良いことをしたな」と思えます。
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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。
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2020年に不祥事が報じられて以降、問題が後を立ちませんでした。