味の素の冷凍ギョーザがリニューアル SNSの「フライパンに張り付いてしまう」投稿きっかけに改良(1/2 ページ)
「冷凍餃子がフライパンに張り付いてしまう」というSNSを投稿をきっかけに、餃子が張り付くフライパンを分析して改良。
味の素冷凍食品は2月11日に、よりフライパンに張り付きにくく、簡単に羽根つきギョーザが焼けるようリニューアルした「ギョーザ」を発売します。
SNSの投稿をきっかけにリニューアル
きっかけとなったのは、「冷凍餃子がフライパンに張り付いてしまう」というX(Twitter)の投稿。同様の現象が起きたユーザーに、原因調査のためフライパンを送付するよう求めたところ 、計3520個のフライパンが集まりました。これらフライパンを分析することで、より失敗なくきれいに焼けるようにするためのヒントが得られたと同社は述べています。
そのヒントから独自技術によって「羽根の素」を改良し、フライパンへの張りつきが改善したとのこと。ユーザーから集まった「冷凍餃子が12個完全に張りついてしまうフライパン」でリニューアル品を調理したところ、26%は12個全てきれいにはがれ、46%は一部張り付きが残る結果になり、改善効果が見られたとしています。
「2023年6月のSNSによるフライパン募集の呼びかけで、生活者のフライパン使用実態や抱えている悩みを改めて認識し、少しでも早く解決したいという想いから、フライパンへの張りつき改善に取り組んできました。これからも、簡単で失敗なく焼けるおいしい『ギョーザ』を追求し、ギョーザを焼くときの楽しさや、パリッと綺麗に羽根つきギョーザが焼けた時の感動をお届けできるよう研究・開発を重ねていきます」(味の素冷凍食品)
同社の「冷凍餃子 フライパンチャレンジ」プロジェクト特設サイトでは、集まったフライパンの3Dモデルや検証の過程などが公開されています。
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