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“天翔ける龍”のような絶滅危惧種の大群が目撃され話題 神々しい姿が「黒龍に見える」「素晴らしい」と650万表示(1/2 ページ)
巨大な生き物に見えます。
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島根県の宍道湖にて、夕焼けの空に舞う巨大な“龍”のような姿が目撃されました。2023年12月27日に投稿された動画はX(Twitter)で650万件表示、約8万6000件の“いいね”を記録(記事執筆時点)。神秘的な光景に驚く声が上がりました。
天翔ける龍のような鳥の大群
投稿者は、島根県を中心に活動するネイチャーフォトグラファー・眼遊 GANYU(@ganyujapan)さん。「天翔ける龍の姿です」というポストに、思わず納得してしまいそうになるほどの鳥の群れが映っています。形を変えながら空を舞う姿が、美しい夕焼けの景色も相まって、崇高な存在に感じます。
その正体は……絶滅危惧II類に指定されている「トモエガモ」
この巨大な“龍”の正体は、環境省が絶滅危惧II類に指定する「トモエガモ」の群れ。トモエガモは、ロシア極東部で繁殖して日本、韓国、中国で越冬します。以前にもカメラで捉えたことがある眼遊 GANYUさんによると、「2019年と2020年に宍道湖に渡ってきてくれたのですが、3年ぶりに大きな群れがやってきました」とのこと。
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ロングバージョンの動画では、湖に近い低い位置から集団で上昇し、さらに一斉に旋回するような様子も。コメントではその神々しい光景に「隊列が美しい」「風情がある」「本当に心震える」と感動する声が寄せられ、「何も知らなければ龍と言われても納得」「昔の人はこういうのを龍だと思ったんだろうな…」なんて声もみられました。
なお、Xでは渡来したトモエガモの群れが他にも投稿されており、千葉県の印旛沼、熊本県の五丁川河口付近などの地域でも目撃されているようです。
2020年にもトモエガモの群れの姿が
画像提供:眼遊 GANYU(@ganyujapan)さん
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