“退職ツイート”がアクリル板に　友人から「思い出深いつぶやき」が贈られてきた話に「すてき」「ガチでこれ作りたい」（1/3 ページ）

　アクリル板になった“ツイート”の写真がX（旧Twitter）に投稿され、「これ良いな」「わたしも作りたい」といったコメントとともに1万件近い“いいね”を集めています。趣を感じるデザインと、作られた背景がすてきです。

退職ツイートがアクリル板に

　そこに刻まれているのは、田村育歩さん（X／Webサイト）のつぶやき。当時まだXがTwitterだった2021年5月の投稿です。その内容は、以下の通り。

「辞表をねじ込んだので恵比寿のアトレでショートケーキを買い、大事に抱えて帰っている。2個買ったらフォークが2本ついてきた。人生はうんざりするくらい明るい。」

　現在はフリーランスのグラフィックデザイナーとして独立して活動している田村さん。そんな今の人生につながる、1つの大きな決断をしたときの“ツイート”で、見通しの良い透明なアクリル板がこの先の未来を表しているかのようです。

　制作者は、田村さんの学生時代からの友人である山さん（@___montagne）。京都・五条のものづくりスペース「FabCafe Kyoto」で制作したものです。

　山さんと田村さんは社会人になってからもお互いの作品制作や仕事などを通じて交流があり、田村さんが自身のInstagramのストーリーに同ツイートを掲載したところ、このアクリル版を制作して送ってくれたそうです。

　「当時（3年前）の退職ツイートは、かなり思い出深いものになります」と田村さん。透き通った“ツイート”は台座付きで、まるで小さなトロフィーに見えてきます。

画像提供：田村育歩 / TAMURA Ikuho（@metya_sodatuyo）さん