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消費者から「酸っぱい」と指摘、体調不良者も…… 冷凍鍋から“社内基準超える微生物”検出、約7600個回収へ(1/3 ページ)
下痢の症状も報告されたとしています。
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和風総菜製造メーカーの京都庵(京都府福知山市)は、製造・販売した冷凍鍋から「社内基準を超える微生物」が検出されたとして、約7600個を自主回収すると発表しました。
近畿地区などで販売
回収が発表されたのは、電子レンジ調理で食べる冷凍の鍋料理「京小鍋 5種野菜の胡麻豆乳」と「京小鍋 おだしカレー」の2商品です。発表によると、同社の篠山工場(兵庫県丹波篠山市)で製造した「京小鍋 5種野菜の胡麻豆乳」について、2023年12月4日に購入客が「酸っぱい」と報告。また消費者庁リコール情報サイトの情報によると、同製品を食べた1人から下痢の症状が報告されたとしています。
その後、社内保管品を検査したところ、微生物の社内基準を超えた微生物が検出されたといい、同じ製造工程で製造している「京小鍋おだしカレー」と合わせて、全て自主回収するとしました。回収対象は近畿地区、山口県、九州で11月7日から販売された計7596個です。
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同社は「回収に伴い、お客様には多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。商品が手元にある場合は、京都庵のフリーダイヤル(0120-15-2388)に連絡してほしいとしています。
詳しい回収情報は京都庵の発表と消費者庁リコール情報サイトの情報で確認できます。
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