「青春18きっぷ」春季のみ発表でSNSざわつく 「夏季」以降は? JR東に聞いた(1/3 ページ)
例年は「春季」「夏季」「冬季」が同時に発表されていました。
JR各社が1月24日に、「青春18きっぷ」の発売を発表しました。例年は「春季」「夏季」「冬季」の発売予定が同時発表されていましたが、今回は「春季」のみの発表。SNSでは夏季以降の設定について懸念する声も上がりましたが、JR東日本に聞いたところ、なくなるわけではないとのことでした。
「廃止?」「北陸新幹線の延伸の影響では?」SNSではさまざまな声
青春18きっぷは、全国のJR線の快速・普通列車の普通車自由席、BRT(バス高速輸送システム)、JR西日本宮島フェリーに自由に乗り降りできるきっぷ。1万2050円で5回分使用でき、「1人で5回まで」「5人で1回」といった使い方ができます。
例年は2月上旬に「春季」「夏季」「冬季」の発売予定が発表されていますが、今回は1月下旬に「春季」分のみの発表。SNSでは「夏季と冬季はないの?」「廃止になってしまうのかも」と懸念する声や、「北陸新幹線の敦賀延伸の影響で、夏と冬はまだ詳細が決まっていないのでは」と推測するコメントなどが見られました。
ねとらぼ編集部がJR東日本に問い合わせたところ、「北陸新幹線開業に伴うおトクなきっぷの取扱い一部の変更のお知らせを行うことに合わせて、春季の発表を例年より早めにお伝えしました」との回答。夏季以降については、設定がなくなるわけではなく、まだ詳細が決まっておらず、決定次第告知するとのことでした。
春季の青春18きっぷ
春季の青春18きっぷは販売期間2月20日~3月31日で、利用期間は3月1日~4月10日。3月16日の北陸新幹線の金沢~敦賀間開業に伴って、同日以降は金沢~敦賀間(「IRいしかわ鉄道」「ハピラインふくい」)は利用できなくなります。なお、氷見線、城端線、七尾線、越美北線を利用し、JR線へ通過利用する場合、特例としてあいの風とやま鉄道線、IRいしかわ鉄道線、ハピラインふくい線の所定の区間は利用可能となります。
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