絵の具をぶちまけたと思いきや……　驚愕の“緻密すぎる”アート作品が完成！　「これぞ芸術」「傑作だ」と称賛の声（1/3 ページ）

　絵の具をキャンバスにまいていたかと思えば、いつの間にか緻密な人物画を完成――。豪快かつ繊細なドローイング動画が総再生数約8587万回・いいね数約315万と、けた違いの人気を集めています。

自身まで染め上げる豪快なパフォーマンス！

　作者はYouTubeチャンネル登録者数約169万人を誇る香港のアーティスト、叮叮（DingDing）さん。描きはじめるやいなやボウルやカップから多彩な絵の具をブン投げ、キャンバスはおろか自身まで染め上げています。

　キャンバスがランダムに染まると、今度はマスキングテープを格子状に貼ります。ハケを手に取り、荒々しいタッチでさらに絵の具を重ねていきます。

　ところが描画が進むうち、その筆致は少しずつ繊細に。持ち替えた細い筆から、花を携えた女性の姿が生まれていきます。

　背景は青系で整えられていて、最初にまいた絵の具の意味は？　とツッコみたくなる仕上がりですが、その答えは最後の仕上げで判明。マスキングテープをバリッとはがした瞬間、黄色を中心としたカラフルな格子が現れ、絵に複雑な印象を与えるのでした。

　動画は「これぞ芸術だ」「傑作！」「絵だけでなく彼女のドレスも美しいと好評。「絵の具がもったいない」といった意見もありますが、「制作のプロセス自体がアートでもあるので、無駄遣いだとは思わない」と、好意的に解釈する声もみられます。

動画引用：叮叮（DingDing）さん