50代ぼっち主婦が洗面所をリノベすると…… 漆喰塗りまでこなすガチっぷりに「もう職人の域」「どんどん荘大かつスリリングに」(1/2 ページ)
完成が楽しみです。
50代の主婦がたった一人で洗面所をDIYするシリーズ動画がYouTubeで注目を集めています。パート1の動画は記事執筆時点で15万再生を突破、最新作・パート5まで公開されています。
投稿したのは、YouTubeチャンネル「あめのみなちゃんねる」の「あめみな」さん。以前、1階の洗面所リフォームや猫ちゃんのための庭づくりに奮闘していた姿も話題になりました。
パート1 洗面台の撤去・壁紙とクッションフロアを剥がす
今回DIYするのは2階にある洗面所兼脱衣所。洗濯機が置いてあり、奥にバスルームがあります。築24年の建物は防水パンなどが傷んだ状態ですが、クッションフロアだけは8年前に貼り替えてもらったとのことです。
DIYを始める前に、まずは洗面台下の片付け。その後、端材とキャスターで洗濯機を乗せる台を作り、防水パンを取り外します。
続いて着手するのは洗面台の撤去。一度経験して構造が分かっているので、比較的スムーズに進んでいるようです。
次の作業は壁紙とクッションフロアを剥がすこと。防水パンの下に隠れていた初代のクッションフロアは簡単にはがれますが、8年前に貼り替えてもらった部分がなかなかはがれません。
やっとはがしてみると、裏側に黒カビが。あめみなさんは「リフォームなんて誰が始めたんだ」と早くも後悔の気持ちです。
パート2 床の黒カビを除去
この日手を付けるのは、黒カビが生えた床部分。持っている道具を駆使して板を取り除き、クギを外していきます。
防音マットが現れると、カビ臭が強力に。なんとかはがしてみると、下の板はきれいなことが分かりました。
はがした部分を埋めるのは、端材として売っている板をカットしてもらったもの。サイズを測ったはずなのに、微妙に入りません。
「板を削るのかな?」と思って見ていたら、家の方を削り出したあめみなさん。さまざまな道具を駆使して床部分を削り、板がはまる状態になりました。よかった。
ちなみに洗面所をDIYしている間、家族はスーパー銭湯に行っていたとのこと。洗濯機も使えないので洗濯物もたまっていたそうです。
パート3 壁に瀬戸漆喰を塗る
動画はパート3に突入しました。この日の作業は漆喰塗り。最初は漆喰風の壁紙を貼ろうと思っていましたが、本物の漆喰を塗ることにしたそうです。すごい。
前日に塗った防カビ剤が乾いたのを確認して下準備を開始。防カビ剤入りのパテで隙間を埋め、漆喰が石膏ボードにつきやすいように油性のプライマーを塗っていきます。
今回使うのは国産の天然素材を使った瀬戸漆喰。下地となるテープを貼っていないことに気付いて慌てる場面もありましたが、塗っている姿はなかなかさまになっています。
漆喰塗りは最終的に徹夜になったとのこと。後日息子さんがこの壁を見て「お母さんの愛とパワーを感じる」と言ってくれたそうです。
パート4 エコカラットの貼り付け
漆喰を塗って24時間が経過しました、この日は残った壁面に調湿効果のあるエコカラットを貼っていきます。
選んだエコカラットは落ち着いたダークグレー。水平を確認して位置を決め、印を付けて専用の接着剤で貼っていきます。
端の部分は、サイズに合わせてカット。エコカラットはカッターで何度か切れ込みを入れると簡単に割れるそうです。難しそうだったのはスイッチ周りのコの字部分。割るのに失敗して、何度も挑戦していました。
その後も作業を続け、天井が近くなってきました。最後の1段が難しそう……と思っていたら、奇跡的に高さがぴったりだったとのこと。このころにはエコカラットを切るのにも慣れてきて、出入り口近くの複雑な部分にも対応しています。最後の1枚を貼って、エコカラットの壁面が完成。おつかれ様でした。
見ている方も力が入ってしまう今回のDIY動画。コメント欄には「楽しそう~と思って見始めたらどんどん荘大かつスリリングになって手に汗握りました」「もう職人の域に入ってますね」「最後の一枚がハマった瞬間、感嘆のため息が出てしまいました」といった声が。本職の方からは「こういう点に気を付けて」といったアドバスも寄せられています。
あめみなさんはInstagram(@amemina_diary)でも情報を発信中。別の日のYouTube投稿では、DIYを見守ってくれる白猫「ゆき」ちゃんの姿も見ることができます。洗面所DIYは折り返し地点を過ぎたあたりでしょうか。これからどう仕上がっていくのか楽しみです。
画像提供:YouTubeチャンネル「あめのみなちゃんねる」
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