余った大量のはぎれがハンドメイド作家のアイデアで…… 美しい驚きの変貌に「挑戦したいです!」「はぎれ取っておけば良かった」(1/2 ページ)
はぎれからできているなんて思えない!
余っていたはぎれの山がすてきなパッチワークキルトに! 丁寧に仕上げていくパッチワークの様子がYouTubeチャンネル「ねことパッチワークかまんべーる」に投稿されました。記事執筆時点でこの動画の再生数は33万回を突破し、高評価は4400件を越えています。すごい作業だ……。
はぎれ山を使ってパッチワークキルト
投稿者はパッチワーク作品や猫ちゃんとの生活の様子を公開しているハンドメイド作家のかまんべーる(@caman84)さん。これまでにもパッチワークのブランケットやクッション、猫ちゃん用のケープなどさまざまなアイテムの作り方を発信しています。今回は余ったはぎれの山を使って作るパッチワークキルト。
グラデーションに縫い合わせていきます
パターンはログキャビン(Log Cabin)という種類。ログキャビンとは、丸太小屋の建て方のイメージから生まれたキルトで、土台布の中央に四角形の布をおき、細長い布をその周りに縫いつけていく手法です。
はぎれの長さは3.5センチ以上であればバラバラで良いので3.5センチ幅でカット。グラデーションを付けるため、濃い色の生地と薄い色の生地で分けておきます。
土台となる薄手の接着芯(基布の片面、又は両面に接着剤がついた芯地)を16センチ幅の正方形でカットしたら、表に対角線を描き、中心に3.5センチ幅の正方形を描き入れます。そしてそこに薄い生地と濃い生地を重ねて縫い代0.7センチで縫い合わせていきます。
縫ったところから上へ開き、その長さでカットした濃い色のはぎれをつなぎます。さらに開いた状態の長さに合わせて今度は薄い色の生地を。この要領で、「濃、濃、薄、薄」の順番にどんどん縫い合わせ、土台のサイズまで広げます。かまんべーるさんはこれを64枚作りました。
並べ方は好きな模様になるように
1枚1枚がグラデーションになっているので、並べ方で柄の出方が変わります。作りたい柄で並べたあとは、左側を1番上にして横1列にまとめてから、0.7センチの縫い代で合わせていきます。
今回土台を接着芯にしたのは、キルティングを省くためなんだそうです。これによって初心者でも挑戦しやすいものに。大きなパッチワークは大変な作業なので、助かりますね!
横の8列を全て縫い合わせたら、2列同士でつなぎ合わせ、4つのグループを作ります。さらに2つに分けて縫い合わせます。かまんべーるさんは、この時点でもう少し大きくしたいと考え、下に1列、上に2列追加し11列にしています。
額縁風だとワンランクアップの仕上がりに
縦横の長さに12センチの幅で縁取り用の生地を用意し横から縫っていきます。裏布は生地幅1メートル10センチ、1.5メートルのもの2枚を縫ったもの。裏布を8センチ残した状態で生地を重ね、アイロンを当てながら1つ1つ接着していきます。
全て貼り終わったら角の部分にステッチをかけていきます。あとは裏布を折り曲げる処理。かまんべーるさんは額縁風にきれいに折って仕上げています。アイロンで折り目を付けたら手縫いをし、最後にステッチのためのミシンをかけます。これによって形崩れを防ぐのだそうです。
ついに完成!
完成したパッチワークはベッドにかけるだけでもとても雰囲気があってすてき! この動画には「パッチワークを最後まで完成できる人、本当に尊敬します」「大変な作業お疲れ様 とてもステキです」「すごすぎ。こんな大作一生かけても完成できない気がする」といった称賛やちょこちょこ登場していた猫の「ここ」ちゃんに「あちこちで転がったり絡んでくるココちゃん、可愛すぎますね!」「ここちゃんはお手伝いだよね」などのコメントも寄せられています。
パッチワークキルトの作業量は膨大で、憧れるもののなかなかチャレンジしにくいですが、このように丁寧に教えてもらえると頑張ろうという気持ちがわいてきますね。はぎれからこんな大作に仕上がるなんて驚きです!
かまんべーるさんの動画をもっと見る
かまんべーるさんはこの他にもさまざまなパッチワーク作品をYouTubeチャンネル「ねことパッチワークかまんべーる」やInstagramアカウント(@caman84)で公開中。たびたび登場するここちゃんや「ぶり」ちゃんの様子もたくさん見られますよ。
また、minne(@jasmine0804)では作品の販売をしています。
画像提供:YouTubeチャンネル「ねことパッチワークかまんべーる」
オススメ記事
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.