受験生に人気でSNSで話題に、売り切れも 「inゼリー」ブドウ糖、売れ行きや反響は?(1/3 ページ)
2020年に登場し、今年は特に話題に。
「受験会場で半数が飲んでた」「売り切れだった」――受験生を中心に森永製菓の「inゼリー エネルギー ブドウ糖」がSNSで話題になっています。
同製品はブドウ糖を配合し、エネルギー補給を主眼とするラムネ味のinゼリー。2020年9月に発売されましたが、最近になり特に受験生の間で「集中できる」などSNSで口コミが広がり、一部で売り切れも報告されています。先日は藤井聡太八冠が飲んでいたと話題になりました。「inゼリー エネルギー ブドウ糖」開発の経緯や売れ行きについて、森永製菓に聞きました。
「エネルギーを使うのは体だけではない」
森永製菓によると、inゼリーシリーズでは「エネルギー(マスカット味)」が最も大きな売上を占めていたそうです。「エネルギー」は主に運動や忙しいタイミングでの食事代わりなどで飲まれることが多かった中、「エネルギーを使うのは体だけではなく、何かを考えたりする脳活動でも使うことに注目し、そこへのサポートができないか」と考えて「inゼリー エネルギー ブドウ糖」を開発したといいます。
「ラムネ味」は、ブドウ糖がもともと「森永ラムネ」でも使用されており、受け入れ性が高いことから選ばれたと同社は述べています。
発売以来、「2024年は特に盛り上がっているように見受けられます」と話題になっていることを同社でも感じているとのこと。「おかげ様で販売実績は前年を大幅に上回っており、例年以上にお客様にご愛飲いただけていることを実感しております」
反響についてどう感じているか聞いたところ、同社は次のように答えました。「“考えるためのエネルギー”として、まさに受験をはじめとした勉強のシーンや、考えることの象徴ともいえる将棋などのマインドスポーツでのシーンを中心に本品の価値を伝え続けてきました。そうした価値に、多くのお客様が気づいてくださり、手に取っていただけたことはうれしく思います」
なお、エネルギーを取りたいといっても、食べ過ぎは禁物です。「本品に限らず、どのような食品も過剰摂取は良くないと考えております。日常生活の中でお召し上がりになる食事とのバランスを考えたうえで、ご飲用をいただければと存じます」(森永製菓)
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