着物スタイリストの卒業式コーデに大絶賛の声！　ブーツや“鳩”を取り入れた主役ファッションが「さすがです」と注目集まる（1/2 ページ）

　きものスタイリストによる卒業式のはかまコーデがYouTubeチャンネル「ゆりあの部屋 / YULIA'S ROOM」に投稿されました。記事執筆時点でこの動画の再生数は3万1000回を超え、コメント欄には「さすがです」「上品ですね」といった声が寄せられています。すてきな1日になりそう。

卒業式のはかまコーデ

　投稿者はDJおよび、きものスタイリストのマドモアゼル・ユリア（@mademoiselle_yulia）さん。YouTubeチャンネルでは着物を身近に感じられるコンテンツを公開しています。

　古今和歌集の歌が刺しゅうであしらわれている着物に、明治時代の図案をもとにデザインした帯を合わせた姿で登場したユリアさん。今回は質問にあった卒業式のはかまコーディネートを紹介してくれました。

現代っぽさを取り入れてもGOOD

　最初はお友達の妹さんから相談された、はかまの「白系で品がある現代っぽいコーディネート」の提案。ユリアさんはベージュのはかまに、同系色の着物を合わせます。はかまの場合、見えるのは主に上半身の柄です。

　今回の着物では、季節感があまりない花がデザインされています。2センチ程度しか見えない帯に色を入れるとアクセントにもなるとのこと。ユリアさんが着用した際は、編み上げのブーツを履いたそうです。

飛び立つハトがデザインされた着物

　続いてはユリアさんの妹さんに提案したコーディネート。ハトが飛び立つデザインで、卒業という場面にぴったりです。またこのハトの色は紅白という少し変わった特徴があります。くちばし部分が刺しゅうであったり、金彩が施されていたりと、微細で丁寧な仕上がりです。

　ハトに限らず鳥のモチーフは「上に飛ぶように描かれているものが多いので卒業式のお着物としてもおすすめです」とのことです。

「自分が主役の時は自分が好きなコーディネートをするのが大切」

　ユリアさんは動画でコーディーネートの他、はかまの歴史や着物を着るシチュエーションなど、さまざまな知識も紹介。今では多様なデザインや流行がありますが、ユリアさんは「自分が主役の時は自分が好きなコーディネートをするのが大切」と語ってくれました。

　また紹介された着物は、アンティークの着物屋さんやネットオークション、フリマアプリなどでも見つかるとのこと。はかまの場合、大事なのは着物の丈よりも裄（ゆき）の長さ、または裄出しできるかなのだとか。そのあたりを確認しながら自分好みの着物を探してみるのも楽しそうですね。

動画には称賛の声

　コメント欄には「さすがです！　ユリア様大胆な絵柄でありながら、品よくまとめ、現代的な着物の着こなしに精通しているし、袴のコーデ、素晴らしいですね」「凄く素敵でした!!　参考になりましたありがとうございます!」「わあ！　楽しみにしていた企画でした」「私も鳩のお着物着てみたいなぁ」といった称賛が集まりました。

　卒業式にお気に入りの着物で出席できたら本当にすてきな思い出になりそうですね。ユリアさんはこの他にもさまざまな場面での着物コーデやヘアセット、疑問へのアンサーなど多くの動画をYouTubeチャンネル「ゆりあの部屋 / YULIA'S ROOM」で公開しています。また、Instagramアカウント（@mademoiselle_yulia）や公式サイト「YULIA」で自信の活動を発信しています。

画像提供：YouTubeチャンネル「ゆりあの部屋 / YULIA'S ROOM」

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