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「たまらなく好き」 写真の撮影地を“当時を知る来場者の知識”で特定する企画が「アナログの集合知」と話題(1/3 ページ)

申請すればどこでも実施できるので、ぜひ全国の自治体でも。

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 古い写真の詳細を、当時を知る人々の証言から解き明かしていく企画展示、「どこコレ?―おしえてください昭和のセンダイ―」がX(Twitter)で注目を集めています

集合知で場所を特定

「どこコレ?」展示の1つ。写真がいつごろ撮影されたのか、来場者に証言を求めている(画像提供:UCさん)
来場者が貼った付箋には、年代を特定する手がかりが続々(画像提供:UCさん)

 「どこコレ?」は、古い写真や8ミリ映像の収集・保存に取り組んでいるNPO法人20世紀アーカイブ仙台と、宮城県仙台市の公共施設せんだいメディアテークが主催するイベント。活動のなかで提供された写真のうち、いつどこで撮影されたか不明のものを展示し、来場者に情報や意見を求める試みです。

会場のせんだいメディアテーク(出典:PIXTA

 写真の周囲には大きな余白を空け、来場者が付箋で情報を提供するスペースに。走っている車の年式や、植えられている木など、年代を特定する手がかりが多数寄せられています。

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 開催はこれまで13回を数え、現在はせんだいメディアテークにて6月23日まで開催中。これを訪ねたX(Twitter)ユーザーのUC(@watertowerUC)さんが、「アナログの集合知」とX(Twitter)で紹介したところ、「それぞれの得意分野や知識から写真を読み解いてるこの感じがたまらなく好き」「Xの引用リポストをアナログでまとめたみたいで面白い」「集まる場にもなるし、コミュニケーションも生まれるし楽しそう」と話題を呼びました。

 反応のなかには「うちの地元でもやりたい」といった声もみられますが、「どこコレ?」企画のアイデアは、事前申請すれば無償で利用可能。せんだいメディアテークのサイトにて、開催方法が案内されています。

協力:NPO法人20世紀アーカイブ仙台せんだいメディアテーク

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