商品名に偽りなしのコクと海鮮感! 「カップヌードル コク辛海鮮キムチチゲ」を食べてみた(1/3 ページ)
海鮮のスープとキムチのアタックがちゃんと再現されています。
5月13日に発売された「カップヌードル コク辛海鮮キムチチゲ」。韓国の定番料理であるキムチチゲの味を再現したカップヌードルとのこと。そうまで言われれば食べてみないわけにはいかないじゃないですか……ということで、実食してみました。
トムヤムクンやラクサといった世界各地のスープ料理をアレンジしてカップヌードル化している「世界のカップヌードル」シリーズ。日清によれば、このコク辛海鮮キムチチゲは「アサリをはじめとする海鮮の旨みとコクが口いっぱいに広がるスープ」がカップヌードルならではのしなやかでコシとつるみのある麺と相性抜群とのこと。カップのサイズなどは普段のカップヌードルとほぼ同じながら、パッケージの随所で海鮮の旨みが推されており、とにかくチゲっぽさにこだわったぞ、というのが伝わってきます。
蓋を半分開けてみると、中には赤っぽいスープの粉末と麺、そして卵、イカ、キムチ、ニラといった具材が。普通のカップヌードルと結構印象が違う、なんだか賑やかな風景が広がっています。そしてカップを開けただけで周囲に漂うキムチと唐辛子の香り。すでに美味そうな予感が漂っています。
お湯を注いで3分待機し、中身をかき混ぜたら完成! 赤いスープに卵の黄色とニラの緑が映え、なかなか賑やかな仕上がりです。漂う香りは完全にキムチ鍋、そして麺が入っていることで見た目的にはプデチゲっぽい雰囲気も。
スープを啜ってみると、しっかりしたキムチの酸味が感じられます。そしてパッケージで推されていた海鮮の風味も濃く、キムチのパンチ力や唐辛子の辛さに負けていません。「しっかりと魚介類でとったコクのあるスープに、炒めたキムチを合わせたな」という味がちゃんとします。そしてこれだけ濃い要素で構成されているのに、ベースの部分に「いつものカップヌードルのスープ」の味がするのもちょっと不思議。思っているよりキムチ一辺倒ではなく、かなり複雑な味わいです。粉末スープでこんなにややこしい味が作れるんだから、最近の加工食品ってほんとレベル上がったよな……。
麺は完全に「いつものカップヌードルのやつ」です。食べ慣れた軽くちぢれのかかった平打ち麺で、安心感がある。スープも具も尖った味付けですが、不思議と麺がいつものやつだと「カップヌードルを食べているなあ」という気持ちになれます。そして具も充実。海鮮代表としてシーフードヌードルでもおなじみのイカが入っており、ミシミシした歯応えが楽しいです。そして、ちょっとびっくりしたのがキムチ。フリーズドライのキムチが具として入っているのですが、お湯で戻しただけなのにかなり生のキムチっぽい歯応えがあり、ここでも「キムチってインスタントでこんなに綺麗に再現できるものなの!?」と驚いてしまいました。でも、これは普段おれがキムチが入っているカップ麺をあんまり食べていないからかもしれない……。
というわけで、「カップヌードル コク辛海鮮キムチチゲ」でした。その名に違わぬキムチチゲ感で、ちょっとびっくりするほどでした。味付け的には濃厚なキムチ味なので、おにぎりなどと組み合わせてもちょうどよさそう。とにかく再現度の高さが楽しい一品なので、売ってるうちに試してみるのをオススメします!
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