さかなクン、“とんでもない熱量”のメッセージが話題 博物館に全力で書いた文字数に「好きな気持ちって凄い」「いとおしい」(1/3 ページ)
好感しかないメッセージ。
魚類学者のさかなクンが名誉駅長を務めている千葉県館山市にある“渚の駅”たてやまの展示がX(Twitter)で話題となっています。さかなクンが愛を込めて書いたメッセージに注目が集まり、投稿には記事執筆現在までに225万回以上表示され、約3万8000件の“いいね”を獲得しています。
さかなクン、“とんでもない熱量”のメッセージが話題
このメッセージの展示を投稿したのは、撮影した魚の写真などを公開しているアル(@ALGA_RIUM)さん。渚の駅は館山湾が一望できる場所にあり、敷地内にある渚の博物館(館山市立博物館分館)の1階には、さかなクンの世界に触れられる「さかなクンギャラリー」が展開されています。
アルさんは、その中に展示されていた2020年にさかなクンが同館に寄せて書いたメッセージの写真を公開。そこには、さかなクンが小学生のころにNHKのテレビ番組で見た水生生物の剥製製作者である大堀水心さんに憧れたことや、後には神奈川県葉山にある同氏の“ハクセイ館”を訪れたこと、大堀さんが逝去された後にご家族から寄贈された剥製標本をさかなクンギャラリーに展示することになったことなどがつづられています。
愛情いっぱいのメッセージには、水生生物やさかなクン、大堀さんの似顔絵などのイラストが添えられています。また子どもたちが読むことを想定して全ての漢字にふりがなが振られています。
メッセージの書き始めでは広めの余白で書かれていたものの、末尾に向かって書きたいことが収まりきらなかったのか行間がぎゅっと狭くなっており、アルさんは「さかなクンさん、伝えたいことが溢れすぎて文字のペース配分がおかしくなっちゃってるの尊い」と、さかなクンの展示に寄せる強い思いを想像していました。
「好きな気持ちって凄い」「いとおしい」
この投稿には「好きの気持ちって凄い。かっこいい」「しぬほどいとおしい」とさかなクンの思いに感動する声や、「こんだけ後半詰まってても、全ての感じに読み仮名をきちんと振っているあたり素晴らしいと思う」「丁寧にふり仮名振ってるの含めて好感しかない」と称賛する声が集まっています。
中には、末尾が詰まっているところが織田信長が豊臣秀吉の正妻である寧々に贈った、愛情いっぱいの手紙似ているとして、「まるで信長の手紙みたいだぁ…(直喩)」「織田信長の書状みたいだ」と指摘する声も見られました。
画像提供:アル(@ALGA_RIUM)さん
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