「下書き無しで凄い」 包丁の表面に工具→まさかの“龍の登場”に驚き 世界で注目集める若きプロに「知らなかった」(1/3 ページ)
世界が認める技術力。
包丁に彫刻する若い女性の職人の製作風景がYouTubeで話題です。動画はロングバージョンが129万再生を突破しています。
彫刻師・窪田美知子さんの素晴らしい技術に思わず見惚れてしまう
話題の動画は、日本のものづくりの製造過程を紹介するYouTubeチャンネル「ジャパニーズインダストリー / Japanese Industry」にて投稿されました。動画では、極上の切れ味で世界から注目を集める「堺打刃物」を代表する包丁ブランド・堺孝行を製造・販売する青木刃物製作所を訪れています。
包丁の表面に彫刻を施す職人は、窪田美知子さんです。彫金作業で使用するタガネは、太いもの、細いもの、鈍角なものから鋭角なものまでさまざま。それを使い分けながら、まずは“おじいちゃんの形見”のハンマーで叩いて文字を入れていきます。
さらに今回は「龍」をモチーフにした模様も施しています。こちらでは電動の道具も登場しますが、ほとんどの作業でタガネとハンマーを使用。複雑な龍の鱗も少しずつ入れていく様子を視聴できます。
一発勝負で完成したクールな包丁とその技術には、海外のユーザーから「美しい芸術作品」「真のプロフェッショナル」「素晴らしいスキル!」など、若い日本の職人の“スゴ技”に魅了された人々の声が多く寄せられています。
ジャパニーズインダストリーのYouTubeチャンネルやInstagram(@japaneseindustry)ではほかにも、日本が誇る包丁職人たちや、食品サンプル、メッキ加工を行う日本の老舗工場など、幅広いものづくりの製造過程を取材・発信しています。
動画提供:YouTubeチャンネル「ジャパニーズインダストリー / Japanese Industry」さん
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